ちーの日記『立場と権利と。』

 昨日セクハラについての記事を書いて、通勤中にふと高校時代のとんでもない性加害教師を思い出したのでまたちょっと書きます。

 私の出身校は一言で言うとバカ学校。私立の女子高で偏差値は50以下。スポーツも弱くて(後輩たちが頑張って今は結構大会で勝ったりしてるみたいだけど)、まぁ評価が高いのは演劇部、くらい。

 その演劇部の顧問がひどかった。ドラクエに出てくる『くさったしたい』によく似ているガリガリでよぼよぼで目の澱んだ老教師。日本史担当。
 板書をノートに「一字一句書き写して提出。誤字があったら減点」と言うクセに本人が誤字だらけ。『拷問』について丸々1時間割いて嬉しそうに講義してたっけ。

 演劇部は夏休みに学校で合宿をするのだが、その時は男性体育教師2名が付き添う。演劇部顧問は保健室で睡眠。保健室は外から施錠。体育教師2名が見張り。
 生徒に夜這いをかけるからだ。

 演劇部顧問、職員室で偉そうにこんなことを自慢していた。
 「俺は生徒を孕ませたこともあったからなぁ」
 事実かどうか知らんが発言自体が最低最悪。

 なんでこんな屑をのさばらせていたのかというと、もう、学校の実績作りのためである。当時、まだ学校は創立10数年。近所からの悪評ばかりで、誇れるものなど地の利だけ。なんとか外部から評価されそうなのは演劇部の活躍だけなのだった。
 「クビにできないのよ」
 担任の女教師がため息交じりに言った。
 屑は自分の立場を存分に利用して欲を満たしていた。許せん。

 同じクラスに、ごく軽度の知的障害の子がいた(もう、察して学校のレベルを)。彼女もその屑の標的に遭った。彼女はクラスで孤立していたから、屑に体を触られても、嬉しそうに笑顔を見せていた。もう、社会の闇である。学校は社会の縮図とはよく言うが、社会の暗部がそこにあった。

 屑は私たちが卒業する直前に学校から姿を消した。入院したらしい。ヘモグロビンがどうとか言ってたから、血液系統の病気だろう。年齢的なものもあるし今はもうこの世にいないだろう。もっと早く発病してくれればよかったのに。ちっ。

 学校生活って、3年間。それは社会に出ればあっという間に過ぎてしまう長さだけど、10代の3年間って長くて濃い。どこかの学校の先生だったかが「青春ってとても密だから」と言ってたけどそう。3年前何してたかの記憶は朧気だけど、高校時代の3年間の出来事は今も溢れるように思い出す。濃い。そしてその期間で人生のベースが大体出来上がる。

 この日記を読んでるあなたは障害者手帳を持ってるかもしれない。その権利は存分に活用して、せめて生活を生きやすくしてください。

 そして、自分の立場を利用して心を蝕んでくる輩から、どうか身を守って、心を守ってください。若い人、そこで躓かないで。躓いたとしても、それはとても痛いけれど起き上がって。悪い人、ずるい人が得をする世の中にしてはいけない。

 学校の評価なんかより生徒の心を大事にする学校になってくれよなぁ。と母校に思うが、口コミ見たら相変わらずな悪評ばかりでした😭

star今日よかったこと♪

『ゆれくる』に起こされたぁ😭 🌎が私を寝かさない💦 それからもう怖くて眠れずに📺つけても大谷結婚ばかりでこの国終わってる💔 でも怖いのはまだ生きたいと願ってるから。ペットボトルも捨てに行ったし、今日は大学病院で乳がんの診察だ。もうそれだけで充分。泣きたくなったけど泣いたって始まらないし終わりもしない。今日を生きる。それだけ。

favorite読んでくれた人へのメッセージ

お読みくださり有難うございます。胸糞悪いエピソードだったかもしれません。こんなケースもあるのです。大人って嫌だ、と心底思いましたし学校って、集団って、社会って嫌だと思いました。何より『教師にだけはなりたくない』と思いました。
あなたが何かを『信じる』ことを諦めてしまわない事を願います。これ以上あなたが辛い思いをされないように。傷が癒えるように。ご自愛ください🍀

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