ちーの日記『職場の話。』

 昨日の日記の自分を褒める欄に、今日の服装は最適解と書いたけど、違った。
 昨日はひどく寒かった。夜は薄手のパジャマの上にジャージとガウンを着て過ごしたよ。

 会社にもう一人障害者雇用の、うつでリスカ痕びっしりでバツイチで在宅勤務のギャルがいる(情報量多すぎ)。その人が昨日久々に出勤してきたのだ。
 「ひっさしぶり~」
 と明るくタックルしてきた彼女に「久しぶり」と言おうとした私の口からは別の言葉が漏れた。
 「寒いよ!!」
 もう、絶叫だった。寒くて冬眠しそうな自分を何とか起こして、会社のPCで『体を温める 今すぐ』とか検索していた。『お風呂に入る』とか表示されて「できるかボケェ💢」と叫びそうな、そんな時だった。

 しばらくして係長が
 「寒いの❓ いいものをあげよう」
 と、倉庫から古いヒーターを出してきてくれた。う、嬉しい。
 なんでこの会社こんなに良くしてくれるんだろう。

 今の職場の面接を受けた時は背水の陣だった。就労支援は若い子から売れていく。ペットショップのようだ。ブラック大企業はクビになり、NPO法人も予算の都合で尻尾切られた私、施設の利用期限も迫っていた。担当さんは「A型じゃもったいない」(あ、A型はA型で立派だと思います。私はきっと挫折する)と、何度も一緒にハロワ、面接に付き添ってくれた。
 集団面接に3人いたと思う。男性と、なにかブツブツ呟いてる女性、そして私。ハロワで「男性2人受けてるけど保留になってる」と言ってたから女性が欲しいんだと思う。そしてもう一人の女性は私よりヤベー雰囲気が漂っている。私、受かるかも。
 面接官の男性は穏やかでいい感じだった。履歴書を見て「ふんふん、近いね~」なんて言っていた。

 翌日、就労支援でPC講座を受けてた時、スマホが鳴った。
 「来てくれるかな~❓」
 笑っていいとものような採用通知の電話だった。「有難うございます‼」という私の声が聞こえたのか、他の利用者さん、PCの先生から拍手が巻き起こった。

 それから6年。コロナ禍で社員は半減。会社は移転。私は入院。それでもなんとか首は繋がってるしお給料もなぜか上がった。本当に良くしてくれる。なんかもう、『辞められたら困る』という雰囲気が、する。まぁ、コロナ前に他にも障害者枠何人か来たけどみんな辞めてったしなぁ。仕事もそこそこ覚えてるし、また採用して仕事覚えさせて…という事考えたら手間なんだろう。

 今は定着支援の期間も過ぎたので、別の事業所の人が定期的に来社して面談してくれている。電話相談にも乗ってくれる。
 恵まれてる、のだ。基本的に服装自由だし。最初に書いたギャル先輩は金髪だ。ピアスもネイルも何も言われない。机の上は鬼滅グッズでぎっしり。もう一つの私の部屋と化している。

 今日はお休み。のんびりおうちモードに切り替えて、100均ショッピングと衣替えを進めよう。まだ肌寒いから(現在11℃)、ちゃんとあったかい上着着てね。

star今日よかったこと♪

夢の中でしのぶちゃん描いてたね🤣 昨日いっぱい絵描いたから今日はちょっとPCから離れようかね。100均で衣類圧縮袋買ってこよう。厚手の服をしまうのだ。必死になりがちな自分だから、ちょっとずつゆっくりね。今日で全て終わらせなくてもいいよ。明日も休みだし、今日はこないだポチったデニムが届くよ。自分の声を聴いて動けばいいんだよ。なんとかならない事なんてない。

favorite読んでくれた人へのメッセージ

お読みくださり有難うございました。働く場所、いろんな環境があると思います。専業主婦の働く場所は家だし。ぎくしゃくしてたら、きっとそれは本当に『水が合わない』んだと思います。働かせる側も違和感を感じてると思う。お互いストレスだ。それは避けられたらいいなぁ。職場は一つの『居場所』。あなたの『居場所』が心地よいといいなぁと思います。心地よくいられてお金もらえたら最高じゃないですか。ね。

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