ちーの日記『余生』
visibility82 edit2024.04.14
生きる目標がない人はどう生きたらいいんだろうと思います。今の私。
例えばスポーツ選手とか、若いうちに人生のピークを迎えてしまった人は、その後どんな気分で生きていくんだろうと思います。私と同い年の人はスポーツで活躍した人が多いです。Wikipediaで自分と同い年の人を検索すると、もうほとんどが肩書に『元○○選手』と書かれてるか、最近めっきり見なくなった芸能人だったりします。
若い頃の経験を生かして後進を育てたりしているのでしょうか。口癖が「俺の若い頃は…」だったら嫌だなぁ…。そんな風に生きたくない。でも自分も散々昔語りしちゃってますね。ここで。
今の私には家族がいません。子どもも兄弟も。独身、一人暮らしです。誰かのせいにできない。『この子が大きくなるまでは生きよう』がない。きっと誰か知らない人が私の骨を拾ってくれるんだと思います。『業務』として。辛いなぁ。腐乱死体になったりするのかなぁ。そしたらここは事故物件になるなぁ。迷惑かけるなぁ。
そんな事考えてます。
幼い頃、『いつか親は死ぬ』という事に気付いた私は、怖くなって母に尋ねました。
「お父さんとお母さんが死んじゃった時どうした❓」
母から返ってきた言葉は、
「兄妹で力を合わせて生きていこうと思ったよ」
……母は7人兄妹、私は一人っ子です。なんの指針にもなりはしない。
思えば幼い頃から『死にたい』子でした。初めて描いたマンガのオチは主人公があっけらかんと『死んじゃった』というものだったし、戦争で空襲から逃げ回った話を聞いた時は『走るの嫌だから戦争始まったら自殺しよう』と思いました。
『あの世』は私にとって逃げ場です。みんなあっちに行ってしまった。
「あの世なんてないよ。死んだらそこにあるのは無だけだ」
と、前の主治医は言いました。ねぇ、それ最高なんだけど。無になれたら、天国も地獄もなかったら、魂が消える事が出来たら、何も悩まなくていいじゃん。
昨日はなんとかスーパーに買い物に行きました。レジに並ぼうとしていたら、レジのおばさんが「あら、お客様渋い声ね」と言ってるので、ふと顔を上げたら、お世話になってる障害者支援施設の担当さんでした。
思わず声を掛けると、私に気付き、軽く片手を上げました。さっさと帰ってしまったけど、近所でこんな風に会える人がいるんだ、と思い、少しは気分が上がったのです。
でも長くは続かなかった。やっぱり家族がいる人が妬ましい。午後はしまむらへ気分転換に行ったけど、親子連れを見ると心の中で『その子、あたしみたいに育つよ。ざまぁ』『親なんていつまでも生きてないよ。手を繋いでられんのも今の内だよ』と毒づいてしまいます。
何も買わず、部屋に戻ると、スマホを握る。ソシャゲーしかする事ない。絵はどうもうまく描けない。気持ちが乗らない。そういえばペンタブのペンを「書けないよ」と母に捨てられてゴミ箱漁った事があったなぁ。なんでも捨てちゃう母と、キレる私。隣の住人にも聞こえる毎日のケンカ。鬱陶しかったけど戻りたい。ケンカ相手がいないのは寂しいよ。
夕飯にコンビニで買ったあんかけ焼きそばを食べて、またソシャゲ。テレビはつけない。外で酔っ払いの声。辛いなぁ、辛いなぁ、と思ってた時、スマホに割り込んできた着信。
いつもの友からでした。
「夕方メール送ったの、見た❓ 返事がないからさぁ」
ずっとソシャゲやっててメールなんて見てなかった。
「ごめんね。そっけないメール送っちゃって。気にはなってたけど外せない用事があったからさぁ」(下に続く)
今日よかったこと♪
アラフィフ金髪女、アパートで一人さめざめと泣いた。結果、急遽友が来てくれることになりました。メロンパン持って。彼女が最後の一本の蜘蛛の糸かもしれない。今日はみっともなく泣くと思います。それでいいと思う。それまでに洗濯しようね。朝ごはんも食べよう。よかったね。あの時話しかけて。自分の過去の行動で、今唯一褒められること。
読んでくれた人へのメッセージ
お読みくださり有難うございます。自分なりに悩んで出した答えはあるんだけど、それを正しいと思えない後悔ばかりが今の私の状態です。『生きていてもいい』じゃなく『生きなくちゃいけない』で潰されそうです。明日からまた会社。明日はお給料日。欲しい物はない。生きるために買うものはある。生きたくないのに。そんなループです。しんどいです。ごめんなさい。
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