ちーの日記『一周忌』

 ふとスマホのショートメッセージを見たら、去年母が亡くなった時戒名をお願いした仲介サービスからメッセージが来てた。
 『一周忌法要のご案内です。あと二か月で故人様の一周忌を迎えます…』
 …。
 『そろそろ1年だなぁ…1年かぁ…』と思う場面は何度もあったけど、『一周忌』っていうのが頭からすっかり抜け落ちていた。
 よし、やろう。お坊さんにお経あげてもらって納骨を済ませよう(まだ遺骨は部屋にある)。
 結構な金額するけど、出すよ、出す。

 一生に一度の事だから。

 仲介業のサイトで服装とか見たら、ブラックフォーマル着用とあった。う。ダイエット間に合うかな。次に思ったのがそれかよ。

 こういうのって亡くなった人のためにするというより、残された人の気持ちの整理のためにやってる感がある。父はよく祖母の墓参りに行けないのを悔やんでいたが(遠方なので)、自分が、祖母(てか母)に会いに行きたかったんだよね。手を合わせたかったんだよね。思い出に浸りたかったんだよね。
 業者のサイトには、一周忌は、『喪が明けて、悲しんでばかりの期間から区切りをつける』みたいな事が書いてあった。
 心の整理をつけれたらいいなと思うのだ。セラピーだ。宗教には元々そういう側面があったと思うのだ(行き過ぎた信仰は悲劇を生むけど)。あとお経って音楽だと思う。木魚とか、楽器。ライブみたいなもんだ。

 誰も呼ばず、私一人、そしてお坊さんでシンプルに。コロナ禍を機に家族葬が広まったのも、悲しい席での酒の入った親戚縁者の傍若無人な振る舞いにうんざりしてたんだきっとみんな内心。私は親戚の葬式や法事に行くのが心から嫌だった。みんな酔っぱらってケンカ始めるんだもん。もう誰もいないけど。

 いっぱい悲しみに浸ろうと思ってる。嘆こうと思ってる。この1年なかなか上手くできなかった分。あんな親だったけど、悲しいよ、寂しいよ、って。強がらない、肩ひじ張らない、自分のために。
 お坊さん何か有難い事言ってくれないかな。読経の後の法話を聞くのも思えば好きだった。贅沢な時間を過ごそうと思う。2か月後だけど。

star今日よかったこと♪

昨夜はPC放り出して古いマンガ読んだ。そんな時間も必要だ。で、寒かったからちゃんと長袖パジャマ着て布団かけて寝た。ら、汗だくで目を覚ました💦 上手くいかないね。でも大丈夫。やっていけるよ。今日はちょっと忙しいけど、医者行って、のんびり薬を待とう。その時間はほっと一息つこう。大丈夫。一つ一つ片付けていけばいい。雨だから段ボール出せなくて残念だけど。よし。

favorite読んでくれた人へのメッセージ

お読みくださり有難うございます。悲しい事からは目を背けてしまいがちですが、向き合わないと心が歪みます。ひずみます。涙が便秘になります(喩えが汚い)。時には吐き出すように泣くのも必要だと思います。感情、喜怒哀楽出していこう。すべて必要な感情。ずっと一緒に生きていくもの。強がらなくていいのだ。クールにならなくていいのだ。みっともなく、私は生きてます。

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