結城の日記『夜の太陽』
visibility83 edit2024.08.11
撫でた髪は僕の真上で、静かに溶けていった。
吐き出しそうな空の色は、翼を育ててく。
君には叶わないなと大きな息に色付けた。
こぼれ落ちた夢のカケラを、踏み潰してやるよ。
種を植えるように優しく、僕の全部込めて。
踊り出す空の憧れに任せて、走り出そうか!
そして僕は暗闇を照らし始める。
神様は空から告げる「君は夜の太陽」
例えどれほど辛くても輝くことをやめない。
必ずまた昇って、君を笑わせるから。
※ログインするとこの日記をフォローして応援できます