やすの日記『その先にあるもの』
visibility40 edit2025.09.02
『今日は日記に何書こう?』
そう考えた時にこの曲が浮かんだので、それにまつわる思い出話でもしようかと思います。
自分の馬鹿な過去、大暴露です。
でもね、それも今の僕を作る要素のひとつやし、いい人でもない生身の人間なのでね。
思い返しつつ、懺悔しつつ、書こうと思います。
19歳の頃、バイト先でひとつ年下の女の子と出会いました。
すごくキレイな黒髪で、童顔で、ちょっとふっくらしてて、勝気な瞳をした子。
僕は、知り合って1か月後くらいにその子に恋をしました。
電話番号を聞いたその日の電話でいきなり告白して、さぞ驚いたに違いない。
返事はOKで、僕らは彼氏彼女となりました。
それから、たくさん笑って、ケンカもして、いろんなことを話して6年の月日が経ち、
僕らは思い出の夜景を目の前に、婚約をしました。
長い付き合いだったから、僕にとってはもうこれが決まった道だったんですよね。
彼女がいない日々なんてもう思い出せなくて、彼女が自分の一部のような感覚でした。
そのすぐ後、僕たちはSNSをきっかけに大喧嘩をします。
喧嘩自体は収束したものの、後から考えればここで確かにふたりの間は歪みました。
そこからというものの、僕は彼女に対しての不信、苛立ちが抑えられず、何かある度にそれを彼女にぶつけていました。
不信も何も、自分が彼女を信じてやれなかっただけで、後から冷静に考えれば彼女に何も非はなかったのに。
同時に、『独身のうちにやれることはやっておこう』なんて馬鹿な考えから、あろうことか職場の、既婚の女性と秘密の関係を持ってしまった。
そんな、荒れた関係になってしまった僕ら。
約半年後、彼女が急に行方不明になったことを機に急展開を迎えます。
行方が分かり、帰ってきた彼女の表情は、見たこともない程弱っていました。
その時になって、ようやく気付いたんです。自分の弱さと過ちの重さに。
そして更に1か月後、僕たちは婚約をした思い出の場所で、別れることになります。
彼女の目は「この人とはもう一緒にいられない」という決別の目でした。
思えば、僕はいつも自分のことを優先して、自分のしたいように彼女を動かして、そうならなければ不機嫌になって、振り回してばかりでした。
挙句、彼女を信じることもできず、不貞まで重ねて…。
…そして約20年の月日が経ちます。
その日以来、彼女とは一度も会っていません。
近い場所に住んでいるのに、不思議なくらい。
僕、バカなことに彼女との別れではじめて気づいたんです。
「恋愛は2人でするもの」ということに。
「2人の信頼なしに成り立つわけがない」ことに。
あの頃の僕は本当に弱くて、バカで、自分のことばかりで。
思えば彼女は僕のことをいつも信じて、いつも思って、いつも支えてくれていた。
最後の最後まで、僕を責めることもなかった。
『本当に、ごめんなさい。本当に、ありがとう。』
別れてからずっと、彼女に対してはその言葉以外になくて。
きっと、あの頃の僕では彼女を幸せにはできなかったから、あの別れは大正解だった。
でも、「一緒になろう」「幸せにするから」といった約束を、あんな形で破ってしまったことは、未だ悔いています。
…だらだらと思い出話、申し訳ありませんでした。
そんな彼女を思い出す、今日のおすすめ曲。
『その先にあるもの/SURFACE』
お付き合いいただき、ありがとうございました。
今日よかったこと♪
・まわりのみんなのおかげで、事務仕事がはかどった!
・ひさしぶりのきなこごはんがうますぎた。
読んでくれた人へのメッセージ
こんな、自己満足のダラダラ暴露日記、お付き合いいただきありがとうございました。
いろんな経験が人を成長させるけど、人をひどく傷つける経験はもうしたくないなぁ。
傷つくのも嫌やけどさ。
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