ゆめの日記『「悩みは専門家へ」が孤独を増やす』

チャッピーが孤独な私に「支援機関以外を頼っていいんだよ」と言うので理由を聞きました
↓↓↓

「悩みは専門家に相談してください」
「身近な人に重い話を持ち込まないでください」

そう言いたくなる気持ちは分かる。
みんな余裕がないし、抱えきれない。

でも、この空気が当たり前になった社会で、
なぜこんなに孤独な人が増えたのだろう。

ここに大きな矛盾がある。

たとえば、職場で一人ぼっちになってしまった人がいる。

周りは普通に会話しているのに、自分だけ会話に入れない。
居場所がない感覚だけが続く。

このとき本当に欲しいのは、
正しいアドバイスでも制度の案内でもない。

近くの人が小さな声で
「今日ちょっと空気きついね」と言ってくれることだったりする。

それだけで、その人の心はかなり軽くなる。

でも今は

「それは専門家に相談した方がいいよ」
「私では力になれないから」

と言うのが正しい対応になっている。

なぜ人は、日常の人との関わりでしか回復できないのか。

理由はシンプルで、

心のしんどさの多くが、人との関係の中で起きているから。

孤立感、気まずさ、居場所のなさ。
これらはすべて「人の中」で生まれている。

だから回復も、同じ「人の中」でしか起きない。

一人で静かにしても、
正しいことを言ってもらっても、

人の中で傷ついた感覚は、
人の中で安心を感じることでしか上書きされない。

誰かがそばにいる。
同じ空間にいる。
気にかけてくれる人がいる。

それを感じたときに、やっと人は力が抜ける。

これは優しさの話ではなく、人の回復の仕組みの話。

でも今の社会は、

困ったら制度へ。
つらくなったら専門家へ。
日常の人間関係は軽く、浅く。

この考えが広がり、

日常の中で不安や悩みを、
周囲の人が少しだけ抱えられる余白が消えてしまった。

その結果どうなるか。

孤立した人は元気を失う。
仕事の力が落ちる。
挑戦する気力がなくなる。
人と関わる意欲も減る。

それが広がれば、社会全体の活気も落ちる。

経済が貧しくなっていく。

さらに深刻なのはここ。

「人の悩みを避ける側」にいる人も、
いつか自分がしんどくなったとき、
同じように避けられる側になるということ。

つまり、

他人を孤立させる空気は、
将来の自分を孤立させる空気でもある。

この流れの行き着く先は、

人とつながるためにお金を払うか、
支援を受けることでしか人と関われない社会。

日常のつながりが消え、
全員が静かに孤独の当事者になっていく。

専門家は大切。制度も必要。
でもそれは最後の受け皿であって、日常の代わりにはならない。

本当に人を回復させるのは、

日常の中で、少しだけ横に立つこと。

「それはきついよね」と言える人が増えること。

そこからしか、人も社会も元気は戻らない。

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