TKDの日記『親戚に会いたくない』
visibility16 edit2026.05.16
今日は親父の三回忌だった。
家には親族連中がゾロゾロやってきた。
俺は彼らとは会いたくなくてお坊さんが来るまでずっと上の階で引きこもっていた。
特別親戚連中が嫌な奴だからなのではない。
気を使わせるのが嫌なのだ。
俺は普通とは違う。今現在は派遣社員で、28にもなってまともに定職につけていない。そして今後定職に就く気もさらさらない。
俺は高校卒業後進学し、そこを中退後1年以上ニートを続けていた。そうした情報は全て親戚連中に筒抜けで特に祖父はその事を気にしているようだった。
俺には双子の兄がいる。そいつは進学後無事卒業を納め、無事正社員となり普通の社会人としてやっていけている。
そして兄と弟の俺を見る親戚の連中の目は明らかに異なる。兄にはよく喋りかけ期待されてる感じがするが、俺には最小限の会話だけで特に嫌味な事を言われなければ興味も持たれない。まぁいわゆる腫れ物みたいな扱いだ。
そんな所にずっといてると人間として生きていていいのかわからなくなってくる。
親戚連中は俺に話しかけるのがただ気まずいのか失望してるのか若しくは俺が被害妄想が過ぎるだけなのかどちらかはわからないがもう会いたくない。
年一回お正月に親戚連中と集まるイベントが行われている。もう次からそのイベントには二度と参加しないつもりだ。
退屈だけど居心地の悪いところではなかった子供のあの頃とは違う。
今では自己肯定感がただ下がりマイノリティである孤立感に苛まれる拷問のような世界だ。
もう自分は子供じゃない。
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