医療法人湖山荘 あずま通りクリニック
edit最終更新日:2023.03.11
主な特徴
-
デイケア・デイサービス
外来通院中の認知症の方を対象に、認知機能の維持・向上を目標とした活動をしています。
様々な活動を通して脳の活性化を図るとともに、他者との交流を深め、生活リズムを整えることを目指します。利用者ご本人だけでなく、ご家族の方の憩いのスペースも設けております。 -
もの忘れ外来
当クリニックではもの忘れ外来を随時開設しています(院長の小林が予約制で対応致します)。もの忘れの原因は様々です。年齢と共にもの忘れが増えていきますが、様々な検査を利用することで年齢に伴って生じるもの忘れなのか、病気によるもの忘れなのかをある程度判別することが可能です。画像検査についても近隣の施設と提携して迅速に撮影することが可能です。
予防について知りたい、介護保険を申請したいなど、もの忘れや認知症全般に関わることについても相談にお乗り致します。既に他の病院で治療を受けている場合でもご相談ください。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9:30~12:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
13:30~18:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
休診日: 日・祝 予約制 受付9:00~17:30(初診受付17:00) 臨時休診あり |
住所・アクセス
住所 |
〒960-8031 福島県福島市栄町1-28 松ヶ丘ビル1F |
---|---|
アクセス・行き方 | JR福島駅東口から徒歩2分 |
院長紹介

院長:小林 直人
あずま通りクリニック院長の小林です。当クリニックはこころのケアから内科的な治療、リハビリテーション、高齢者の生活支援に至るまで幅広く対応できる新たな複合施設として平成25年11月にオープン致しました。
近年の高齢化に対してその対策が望まれていますが、多くの地区では十分ではない状況が続いています。当施設では1階のクリニックを中心に、2階~4階までをリハビリ施設とし、さらに5階~10階までを高齢者の住居として機能させ、中心市街地の活性化を図っていくことを目指しています。皆さまのご期待に沿った充実した診療、サービスをご提供できるようクリニックスタッフ一同頑張っているところです。
どうぞお気軽にクリニックにお越し頂けたら幸いです。
基本情報
施設名 | 医療法人湖山荘 あずま通りクリニック |
---|---|
診療科目 |
|
対応疾患 |
|
アピール |
|
電話番号 | 0245234440 |
住所 |
〒960-8031 福島県福島市栄町1-28 松ヶ丘ビル1F |
HP | http://azumastcl.jp/ |
ブログ | 無し |
SNS | 無し |
よくある質問
-
認知症とはもの忘れを主な症状として脳の機能が全体的に低下し、日常生活、社会生活に支障を来してしまう病態のことを表します。
最近の調査では日本には460万人以上の認知症患者がいることが明らかにされています。その原因としてはアルツハイマー型認知症が最も多いと言われていますが、現在では治療薬を利用することで症状の進行を遅らせることが可能となっています。ただし、完全に症状を抑えることはできませんので、その他のリハビリなどの治療法を利用することも重要になってきます。
また最近、認知症と同様400万人位いるのではないかと言われている「軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)」という認知症の予備軍に注目が集まっています。MCIの約半数が将来的にアルツハイマーなどの認知症疾患に移行していくことが様々な研究で明らかにされています。そのため、これから症状が悪化する可能性のある患者さんを早期に見つけて、早期に治療を開始することが重要となってきます。
認知症のことでご心配な場合、まずは外来までご相談下さい。 -
ゆううつ感や無気力な状態が、長い間回復せず、日常の生活に支障がでてしまう病気です。気分が落ち込むなどの「こころの不調」だけではなく、なかなか眠れない、食欲がでない、頭痛やだるさがある、といった「からだの不調」も見られることがあります。
気分の落ち込みとうつ病にはいくつかの違いがあります。仕事で大きな失敗をしてしまったり、失恋をしてしまったりすると、気分は落ち込みます。しかし、多くの場合数日で回復し、“またがんばろう”と思えるようになります。ところが、いつまでたっても気持ちが沈んだまま回復せず、1か月以上もこのような状態が続く場合は、うつ病の可能性があります。
うつ病の治療は、早い段階で適切な治療を受けることが大切です。症状に心当たりがある方は、少しでも早くご相談ください。 -
「たくさんの人の前で話すのは緊張してしまう」「初めて会う人に挨拶をするのが恥ずかしい」といった経験は誰にでもあることだと思います。しかし、社交不安障害はこのような場面で強い不安や恐怖を感じ、そうした状況を避けようとするために社会生活や仕事などに支障をきたしてしまう病気で、社会不安障害、SADとも呼ばれます。
脳内の神経伝達物質のバランスが崩れてしまうことが原因で、過度に不安を感じやすくなるのではないかと考えられており、適切な治療によって良くなると言われています。「パーティーや大人数の集まりに行くとビクビクする」「知らない人と話すのを避けている」「恥ずかしい思いをすることを避ける」など、思い当たることはありませんか?少しでも気になる、心配だなと思った方はご相談ください。 -
突然、激しい不安に襲われ、胸がドキドキしたり、息苦しくなったりめまいがしたりする発作を「パニック発作」と言い、このような発作が繰り返し起こる病気をパニック障害と言います。パニック発作時には、「死んでしまうのではないか、と思うほどの恐怖感」「呼吸が速くなる」「コントロールできなくなる恐怖や気が狂いそうだという恐怖」「汗をかく」「身震いや手足のふるえ」などの症状がみられます。
パニック発作が何回も起きると、「また発作が起きるのではないか」「外出先で発作が起きてしまったらどうしよう」といった不安が強くなっていき、以前に発作が起きた場所や、発作が起きたら逃げられない状況(たとえば電車やバスの中など)を避けるようになります。そのため、日常生活の中で制限されてしまうことが多くなり、スムーズに生活を送れなくなってしまいます。
パニック障害は、気のせいで起こるのではなく、脳内の神経伝達物質のバランスが乱れることによって起こると考えられており、治療によって治ります。できるだけ早期に、適切な治療を続けることが大切です。上記のような症状がある方、心配な方はご相談ください。 -
自分自身でやめたい、意味がないと分かっているのに、ある考えがいつまでも頭から離れない、ある行動を繰り返さないと気が済まないといったことがあり、日常生活や社会生活に支障が出てしまう病気です。
特定の考えやイメージが、何度も繰り返して頭に浮かんでくる「強迫観念」と、強迫観念を打ち消すための行為である「強迫行為」という症状があります。
トイレに行った後や汚いものに触れた後、必要以上に何度も手を洗ったり、洗濯したりする、出かけるときにドアのカギをかけ忘れていないか、ガスの元栓をしっかり締めたか何度も戻って確認してしまうなど、こうしたことは誰にでも起きることがありますが、これらのために日常生活や社会生活に支障が出てしまうようであれば、強迫性障害という病気のためかもしれません。
思い当たることがある、心配なことがあると感じたら早めにご相談ください。 -
年齢につりあわず不注意や落ち着きのなさなどの行動が強く表れて、そのことによって学校での生活や友人との関係などに問題 が生じている場合、AD/HDの可能性があります。
主な特徴は「不注意」「多動性」「衝動性」の3つで、たとえば学校と家庭など、少なくとも2つ以上の状況で見られます。これらの特徴のいくつかは7歳以前からあらわれ始め、何度注意しても改善がみられなかったり、周りの人とのトラブルが起こりやすくなったりします。
特徴のあらわれ方の違いから、「不注意優勢型」「混合型(不注意、多動性、衝動性の3つがみられる)」「多動性・衝動性優勢型」の3つのタイプに分類されます。
ドパミンという脳内の神経伝達物質の作用が不足気味で、脳の発達に偏りが生じることが原因として挙げられています。ドパミンの働きが十分に発揮されないことに加え、環境の要因などが複雑にからみあい、AD/HDの特徴があらわれると考えられています。そのため、本人の性格や気質に根ざすものではなく、また親の育て方やしつけが悪いために起こるものではありません。
AD/HDのお子さんは、3つの主な特徴以外にもいくつかの付随する問題を抱えることがあり、それらをそのままにしておくとさらに別の問題を引き起こしたり、成長に伴って得られる社会的なスキルを習得できなくなるおそれがあります。
本人に適した対応方法を検討するため、早期の相談、対応が重要です。