武田病院
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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9:00~11:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
住所・アクセス
住所 |
〒214-0014 神奈川県川崎市多摩区登戸3193 |
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アクセス・行き方 | 登戸駅(小田急線、JR南武線)下車、徒歩7分。 |
院長紹介
院長:武田 龍太郎
近年、我が国においては何らかの「メンタルヘルス不調」を抱えている方は年々増加し、医療機関を受診される方も年ごとに増えています。そして、「メンタルヘルス不調」の内容は不安、うつ症状を中心に、学校・職場不適応、ひきこもり、自傷行為、認知機能障害など症状は多岐にわたります。
また、2020年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症は、私たちに様々な不安をもたらし、若年自殺者の増加など大変大きな影響を受けました。これらの動向については、少子超高齢化、家族機能の低下、高度情報化、孤立・孤独の増加、格差拡大など社会文化的な変化が背景にあると考えられ、特にコロナ禍の影響で顕著になった人同士のコミュニケーションの減少が大きく影響していると考えられます。
当院では以前から、「一人一人を大切に、人と人とのつながりを大切に」を基本理念とし、個人個人を尊重すると同時にコミュニケーションを通じた人同士の関係を大切にして参りましたが、今後はますます、精神医療のみならず、社会全般でその重要性が増していくこともあり、今後とも大切にしていきたいと考えています。
当院のこれまでのことについてですが、当院は令和2年にはおかげさまで開設60周年を迎えることができました。これまで当院に関わって頂いた患者様、職員、各関係機関の皆様に対し、これまでの当院へのご理解ご支援に対し、深く御礼申し上げます。
当院は、昭和35年に現在の地である川崎市多摩区登戸に診療所として開設された当初から、患者様個人を生い立ちから特性、環境面、生物学的側面などから多面的に捉えながら診療を実践することを特徴とし、精神分析的精神療法、認知行動療法的アプローチなどをはじめとした心理社会療法を重点におきながら、近年では薬物療法、作業療法、デイケア(1993~)、うつ病復職支援デイケア(2007~)など、リハビリテーション部門にも力を入れて参りました。そして診療の対象とする患者様の疾患の範囲も増やし、産業メンタルヘルスのニーズ拡大に応じた不安・うつ病などのストレス関連疾患を対象とした開放病棟の整備、うつ病休職者対象の復職支援デイケアの開設、神奈川県精神科救急当番病院としての診療の開始、入院適応外で在宅治療を要する方への精神科訪問看護の開始もいたしました。
当院の診療面でのもう一つの特徴としては、医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、臨床心理士、薬剤師、事務員などで構成される多職種治療チームによる診療を行っていることがあります。このルーツは当院で1990年代から概念化された、多職種の治療チーム、患者様と職員によるコミュニケーション、治療システムなどの治療環境自体が患者様の発達・治癒過程を促進するという「環境療法」の考え方があります。すなわち、当院の診療環境に滞在すること自体で治癒・回復促進になるという目標を設定して参りました。当院ではこの多職種チームによる入院治療、デイケア、うつ病復職支援デイケア、訪問看護などの在宅支援を実践しており、この「環境」による治癒・回復へむけての支援の力を伸ばしていきたいと思っております。
今後の我が国の精神医療は、人口構成の変化や価値観の多様化および個人の権利擁護、多発化する自然災害などをはじめとした種々のストレス要因に起因する多様なメンタルヘルスの問題に対処していく必要があります。そして今後は精神疾患の「症状」の軽減や精神機能の回復のみではなく、「その人らしさの発見や幸福感の獲得」などの社会機能の回復(パーソナルリカバリー)への目標も重要視されています。今後とも当院は、これらの課題達成を目指していきたいと思いますので、川崎市北部における精神保健福祉領域における地域連携拠点として、地域の皆様に信頼される病院をめざして職員一同、力をあわせていきたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
基本情報
施設名 | 武田病院 |
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診療科目 |
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アピール |
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電話番号 | 0449114050 |
住所 |
〒214-0014 神奈川県川崎市多摩区登戸3193 |
HP | https://www.takeda-hp.jp/ |
ブログ | 無し |
SNS | 無し |
よくある質問
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初診は電話予約制(044-911-4050)となっております。受診の際は保険証も忘れずにお持ち下さい。
また、かかりつけの精神科、心療内科等の医療機関がある方は、紹介状(診療情報提供書)をお持ち下さい。これまでの患者様の治療歴などの情報を、今後の治療に役立てられます。 -
精神科と心療内科の違いは、心と体の問題のどちらに重点が置かれているかという違いです。心療内科は、内科的な自覚症状があるのに、内科的な検査をしても異常が見つからないという場合に気軽に受診できるのではないでしょうか。
受診予約の際に、精神科、心療内科の区別をつけることはありません。 -
初診と再診でも異なりますが、精神科・心療内科受診の場合、初診で健康保険が3割負担の方で約3000円前後になります。血液検査などを行った場合はその分高くなります。
お薬が処方された場合は、院外処方(処方箋のみ発行)ですので、お薬を受け取られる薬局で別途薬代がかかります(薬の種類や薬の量でかなり違ってきます)。 -
はい、女性の医師もおります。
入院及び通院の予約状況によっては通院・入院担当医の性別についてのご要望におこたえできない場合もあります。 -
カウンセリングのみの受診はお受けしておりません。
当院には臨床心理士が在籍しておりますが医療機関という性格上、まず治療が優先となります。医師による診察・治療を行った上で、必要と判断された場合のみ、カウンセリング導入となります。 -
基本的には入院も予約制となっております。
患者様の状態ならびにベッドの空き状況によっては即日の入院も可能ですが、一度外来を受診していただき、入院が適切と判断された場合に、病棟見学し、入院予約をとっていただくことになります。入院当日は、ご家族様とお越しいただき、入院手続きとなります。
入院予約の際、対象病棟が満床の場合は入院をお待ちいただく可能性があることをご了承ください。当院来院時には情報提供書が必要となりますので、即日入院に限らず、まずは通院されている医療機関にご相談の上、当院にご連絡下さることをお勧めします。
入院についてのご質問は、随時受け付けております。地域医療連携室(電話番号:044-911-4050)までご連絡下さい。 -
カード式の駐車場(駐車スペースは10台分)がございます。一般の方もご利用できる駐車場ですので、満車の場合もございます。なるべく電車等をご利用下さい。
駐車される場合は、駐車場の精算機で車を駐車された場所の番号を押して頂き、駐車券を発券して下さい。
外来診療を受けられた方は、精算時に事務窓口で駐車券を2時間分無料とする処理をいたします。その駐車券を駐車場精算時に精算機に入れ、差額分を現金でお支払い下さい。
病棟へ面会に来られた方は、病棟ナースステーションでスタッフに声をかけていただき、病棟にある所定の用紙にサインをもらって下さい。お帰りの際、1F事務窓口にて駐車料金が1時間無料になるよう処理いたします。