許すこと

みなさん、こんにちは。しらたまちゃんです。

今日は雨が降っていて、風も結構吹いていて、寒かったですね。

風邪をひかないように、お風呂やお布団で身体をしっかり温めて、明日に備えましょう〜

– – – – – – – –

先日、茨城の国営ひたち海浜公園に行きました。

4年くらい前からずっと、ここのネモフィラを見るのが夢で、先日ようやく行くことができました。

みなさんにも見てほしくて、写真を載せておきました。

もし良ければ、写真の感想も教えていただけるとうれしいです…♡

私はお花がとても好きで、美しいお花を見るためにいろいろなところへ出かけます。

お花に込められた花言葉を知ると、お花に対するイメージや感情が湧いてきて、より一層お花を魅力的に感じることができます。

– – – – – – – – –

ネモフィラの花言葉を知っていますか?

写真のように、青いネモフィラの花言葉は

「あなたを許します」

「清々しい心」

この2つがあります。

 

「あなたを許します」という花言葉は、ギリシャ神話が由来していると言われています。

その昔、ネモフィラという美しい女性に恋をした男性がいました。男性は、

「彼女と結婚できるならこの命を神に捧げます」

と祈り続け、2人は結婚します。

しかし、男性は神に祈りを捧げた通り、ネモフィラと結婚してすぐに亡くなってしまいました。

悲しみに暮れたネモフィラは、冥界へと足を運び、

「夫に会いに来ました。どうか冥界の門を開けてください」

と嘆きます。

しかし、死者しか通ることの許されない冥界の門が開くことはなく、ネモフィラは門の前でずっと泣き続けました。

それを不憫に思った神プルトンが、ネモフィラを一輪の花に変えました。それが最初のネモフィラだといわれています。

「あなたを許す」という気持ちは、妻であるネモフィラが先立った夫を許したのか、神プルトンが妻(ネモフィラ)を一輪の花に変えることで門の前に居続けることを許したのか⋯

それは定かではありませんが、この神話が由来であるとされています。

花言葉の由来を聞くと、さらにその花に込められた意味を深く感じとれますね。

この神話は、悲しくて切ないお話ですが、どこか優しさを感じませんか?

妻であるネモフィラが夫が先立ってしまった事実を受け入れ、夫を許す

神プルトンが悲しみに暮れて泣き続けるネモフィラを思い、代償として花には変えるけれども、門の前に居続けることや存在を許す

人間と神、それぞれの優しさが感じられます。

– – – – – – – –

公園で一面に咲くネモフィラを見た時には、神話を思い出しました。妻ネモフィラの悲しみや2人の関係の儚さを、揺れ動く花たちがこちらに伝えてくるような感じがして、心が震えました。

でも、ネモフィラという花は見た目がとても小さくて可愛らしいです。その可愛さからなのか分かりませんが、なんだか優しい存在であるとも思えます。

ネモフィラを見る前まで、私は仕事やお家のことなどでいろいろあり、「なんで私はいつもこうなんだ」「やっぱり自分なんて嫌いだ」と、どうしても自分のことを許せないと思ってしまいました。

ネモフィラの丘に行って、40分くらいはネモフィラに囲まれながら過ごしました。

最初は、神話を思い出して心がざわめいていたものの、青い空と青く美しいネモフィラが心をすっと鎮めてくれて、風と共に嫌な思いを全て持って行ってくれました。

「あなたを許します」と誰かが言ってくれている気がしました。

– – – – – – – –

みなさんも、もしかしたら自分を許せない時があるかもしれません。

この写真とコラムが、そんな時になにかの力になってくれたらうれしいなと思います。

 

○ひとこと

誰かが誰かを許し、自分で自分を許し、そんなやさしい世界を作り出せたらいいな〜

ココトモ「交換日記」を書いて繋がろう♪

今日の出来事、気持ち、頑張ったことをみんなでシェアする『交換日記』ができました。 自分の日記を書いたり、他の人の日記にコメント&フォローしたりすることで交流を深めることができます♪

交換日記はこちら

コメント一覧

まだコメントがありません。

コメントを投稿する

コメントを投稿するにはログインしてください。

keyboard_arrow_up