【第11話】再々発　それでも生きる

427 0 Yoshi 2024.04.30

第10話からの続きです。

鬱病はわたしをターゲットにしているのでしょうか、狙っているかのように再発しました。

しかし、このとき、わたしの心の中では、「お前（鬱病）の攻撃は何度も経験している。寝かせない、朝、会社に行かせない、いつも哀しくさせるのだろう。こっちは、もっと哀しいんだ！お前になんか絶対に負けない！」と思ってました。

負けないはずだったんですが。。。秒殺されました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　夜は一時間ごとに目が覚める　常に哀しくコントロール出来ない涙が出る　　　鏡を見ると動悸がする　最も苦労したのが会社に入れない事でした。

わたしは哀しみから逃れたくて、お酒に逃げました。毎日毎日、記憶が無くなるほどにお酒を飲み、睡眠導入剤を飲む　とりあえず数時間眠る　を繰り返すうちに　ある気付きがありました。

無償の愛を彼女に返したい　でも返せない(連絡手段は全てブロックされていました)　後悔しても後悔しきれない　自分が悪いのだけど。

そうだ、彼女に返せないのなら　困っている方　苦しんでいる方　に今度はわたしが無償の愛を届けよう　出来るか分からないけれど　彼女がわたしにそうしてくれたように。

わたしはココトモのメンバーになりました。彼女への罪滅ぼし　苦しみから逃れるため　自己満足のため　いずれにせよ不純な動機です。ご相談者様　お許しください。

ほぼ同時期に筋トレを本格的に始めました。哀しみと鬱に負けない心と体を作るためです。

そして、もうひとつ気付きがありました。「起こる全てには意味があるのでは無いだろうか」と言うことです。

同じ時代に彼女が生まれたこと　出会いがあり、別れがあり気付きがあること　鬱病を何度も経験していること　それでも何とか生きていること＝わたしには今後の人生でやらなければいけない事があるのでは無いだろうか

生かされているのではないだろうか　

やらなければならないことは何だろう　わからないけど・・・それを見付けてやり遂げるまで生きる！　と決めました　鬱病は相変わらず容赦なく攻撃してきましたが、この考えが浮かんだときは何故か前向きになれたのです。

そして、鬱病を倒すため　神社参拝をしまくり、お風呂の時７つのチャクラに塩を擦り込む（注　第１チャクラに塩を擦り込んではダメです！激烈にひりひりして違う病気になります！真似しないでください！）、言霊を信じ「私は大丈夫」を言いまくる　光明真言を唱える　などおかしな方向に進み始めるのです。

【第12話】心は正直者　に続きます

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