私がよく頑張ったねに執着した話
visibility1,080 edit2023.03.25

私がよく頑張ったねに執着した話
私はとある小売店でアルバイトをしていました。
一生懸命アルバイトをしました。同僚には嫌われないように素は出さず、気をつかい続けました。
お客さんにも何を言われてもニコニコし続けました。
そんなことを続けていると、ある日突然起き上がれなくなりました。
アルバイトを辞めることになりました。
アルバイト先の人に説明したけど、アルバイトのせいではなくて家庭の事情じゃないか、大学のせいではないかと言われました。
本当に死にたかった、本当のSOSだった。でも店長には真剣に悩んでなんてないですよねと鼻で笑われました。
アルバイト先の人たちと縁が切れても本当に許せなかったし、ずっともやもやし続けました。
何回もあんなお店つぶれてしまえと思いました。
そんなときに、藤田麻衣子さんの『素敵なことがあなたを待っている』という歌を聴く機会があり、
私はよく頑張ったねと言ってほしかっただけだったと初めて気づきました。
自分が一生懸命頑張ったことを認めてもらえなかったこと、馬鹿にされたこと、笑われたこと、
本当に辛かった、辛すぎて向き合うことから逃げ続けてきました。
ここまでいつまでもそのアルバイト先の人たちが許せなくて、もやもやしていたのは一生懸命頑張った自分を無碍にされたからでした。
私が今心理カウンセラーの勉強をして、人と深くかかわる活動をしているのは、
目の前の人に対しよく頑張ったねということで、あの時の自分を少しずつ認めるためです。
人によく頑張ったねと言ってもらえないならば、自分で自分に言ってあげるしかありません。
最近は少しずつあの時の自分を認められるようになりました。
こうやって文章にしてみると私がこういった活動をしているのはとても自己中なのかもしれません。
でも、人の役に立ちたい、人と一緒に悩み、泣いて笑って、人と一緒に自分の人生をよりよくしたいとあがき続ける人でありたい。
目の前の人のSOSを本気で真正面から受け止められる人でありたい。
まだまだ未熟物ですが、そんな理想の人であり続けられるよう今日もできることから着実に前に進んでいこうと思います。
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