皆と同じように頑張れなくても自分を責めすぎないことにした

学校ってどうやって行くんだっけ?

高校2年生になって、学校を休むことが多くなりました。

朝起きたら、世界の重力が全部自分に集まったように自分の体も心も重くて起き上がれなかったり、

心が空っぽで無気力で、なんとなく学校を休んだり、

どうしても学校に行きたくなくて行く勇気が出なかったり

心の状態は少しずつ違っていたけど、休みたいと思っていたわけじゃないです。行けない状況が凄く辛くて、自分が凄く嫌でした。

こんなに苦しいならもう何もしたくない

甘えや逃げやサボりだと言われたら、否定はできないし、自分の状況を言葉にすることも出来ません。でも、この苦しい状況を簡単な言葉に収めたくはありませんでした。

友達からどんな連絡が来ても素直に受け取れなくて、休んでる間は「もう二度と誰にも会いたくない」「こんなに苦しいのに助けてくれない友達なんていらない」「こんなに苦しいなら何もしたくない」という気持ちでいっぱいでした。

昼まで苦しさでいっぱいで、1~2時間比較的元気な時間を挟んで、夕方からはまた翌日の学校のことを考えて苦しくなるし、「明日学校に行かなきゃ」という気持ちがいつの間にか「明日どうやって死のうかな」という考えになっている。

そんな日々を重ねていると、学校を行ってる間も、人と関わる全ての行動が嫌になっていました。学校を辞めることも考えるようになっていました。

今考えると、友達が大好きで家が大嫌いな私がそこまでの精神状態になっていたのは、本当に追い込まれていて、自分を見失っていたんだなと思います。

どうにかしなきゃという気持ちはあった

頭の中ぐちゃぐちゃで、心は沢山の叫びでいっぱいで、何かを正常に考えられる状態じゃなかったけど、どうにかしようという気持ちはありました。

とにかく沢山自分と向き合って、気持ちを前向きに持っていって、人に話を聞いてもらって、書く余裕が無い日も多かったけど、日記も始めました。

でも、それで学校に行けるようになることはなかった気がします。

行ける日は行けるし、行けない日は行けない。

前には進んでるんだと思うけど、そもそも自分は学校での生活自体無理をしていて、無理をして生きていく方法しか分からなくて、1回心が限界を迎えているから、前と同じようには頑張れないんだと思います

自分を責めなくてもいいんだと思ったきっかけ

勇気を出して相談してみた

またいつか詳しくお話出来ればいいなと思いますが、私はすごく大人が嫌いです。

比較的元気になんの問題も無く学校行けてる時期に、「私はなんで学校行けない時期があるんだろう」って考えると、私は、大人になっていく自分が嫌なのかもしれない、大人になる勇気も生きていく勇気もないんだな、と思ったんです。

それで、私には「大人に相談して良かった」と思えるような経験が必要なんだな、と思いました。その時期、とてもお世話になった大好きな先生がいて、次また苦しくなったらその先生に相談してみよう、と思ったんです。

そして、それから数週間後に、誰にも会いたくない時期が来ました。苦しい、という気持ちだけでいっぱいだったけど、先生に相談しよう、という考えだけあって、それ以上何も考えずに、学校に相談だけをしに行きました。

私はもう苦しまなくてもいい

※ここからは、私の考えをたくさん書きますが、私なりの考え方と気持ちの整理の仕方です。何万通りとある考え方のひとつだと思って欲しいです。

その先生とは1時間ほどお話することが出来て、それから本当に心が軽くなりました。

そのお話を通して、私が考えたことを書きます。

一言にまとめると

私はもう苦しまなくてもいい

ということです。

単純なことだけど、でも、私はずっと、自分は苦しまないといけないんだと思っていました。

自分は生まれてきてはいけなかった存在だと思ってたし、沢山迷惑をかけているから、沢山苦しんで乗り越えないといけないんだと思っていました。幸せを遠ざけることもありました。

でも、その先生に

「学校なんて毎日行かなくてもいい」

と言われて、すごく心が楽になりました。

幼少期から今まで、どんなに苦しい状況にあっても、その状況から出してくれる人はどこにもいませんでした。探せばいたのかもしれないけど、小さかった私がそんな力を持たないと生きていけないような世界なのに、他人に何かを言われる筋合いなんてないと思ったんです。

私の心にある私の傷は私がつけたわけじゃない。

苦しい状況は変えられないけど、でも自分に対して「もう苦しまなくてもいいよ」と言えるような自分になりたい。

不自由で息苦しい世界の中で、自由になるために生きたい。

自分の将来も、辛いことも、苦しいことも、大切にする人も、自分で決めたい。

学校だっていつでも辞められるけど、私は私のために勉強もしたいし部活もしたいし色んな経験を積みたい。

学校には毎日行けるようになりたいです。学校休んでいいことは、私にはありません。

だけど、この時期はきっと自分に必要なのだと、自分を受け入れることが私の1歩なのだと思いました。

いつか自由になった時に、私は、どこが前なのかも分からなくなって、1人で真っ暗な世界でうずくまる人の隣にいられる人でありたい。

今の状況は、その為に必要なのだと思うことにしました。

まだまだ割り切れないことも沢山あって、死にたい日も沢山あって、生まれてきたことを後悔することも沢山あります。

1歩ずつ前に進んでいきます。

追記

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。自分の言葉を上手く紡ぐことが出来るように頑張ります。

私が周りの人からもらったような、お守りになるような言葉は私はまだ人に渡すことが出来ないけど、私の言葉が何かのきっかけになってくれると嬉しいです。

皆さんが少しでも多く穏やかな一日を過ごせますように。

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