陰口への最高の仕返し

私・鷹れんは中学や高校でいじめを受けましたが、そのほとんどは無視と陰口でした。
「鷹れんと違って○○はショートヘアーが似合うよな〜www」「俺、鷹れんの歌い方真似できるぜーwww」「学級委員のくせに置き勉してやがるwww」
揚げ足をとるかのように、陰湿に、その陰口は続きました。
先生の耳には絶対に届かないその言葉たちは、私の耳には必ず届きました。言われるのはほとんど教室内で、他のクラスの子が知ることもありませんでした。(私がいないところでどう言われてたかはもう知る術もないけれど。)
中学生のときは「お前は他人から陰口を言われるような人間なんだ」と言われているようで、つらくてしょうがありませんでした。
表面上は反抗していたけれど、「相手の方が正しいのではないか」「だって嘘は言ってない」と、心は段々と疲れていきました。
不登校と転校で解決したのに、転校先でも結局陰口をたたかれて。転校先では、いじめっ子の1人を廊下に呼び出して解決したけれど、やっぱり心には大きな傷ができました。
「陰口をたたかれるのは自分が悪いから」という私の中の事実が、大きな傷を治すのを邪魔してきて、結局今でも傷跡は残っています。

陰口をたたかれるのは、自分が悪いから?

高校生になって、またいじめられました。
今度も陰口だったのですが、直接見聞きするのではなく、LINE上でされていました。
クラスの男子全員でのLINEグループがあったらしく、そこでほとんどの女の子が悪口を言われていたんです。
その矢面に立たされていたのが、私でした。悪口の中心はSくんという人で、同じテニス部に所属していました。
「鷹れんてオトコオンナだよな〜あれと結婚する奴かわいそうwww」
「あいつマジテニス下手なんだけど。やめたらいいのにw」
「俺が○○のこと好きなの、鷹れんにバラされた…」
「本人に確かめたら、しらばっくれられた…」
などなど、あることないこと言われていて、事実ならまだしも私はSくんの好きな女の子なんて知らないし、そもそもSくんと話したのなんて部活の連絡事項でひと月前とかだし、テニスは確かにうまかないけどお前も大概だぜ!!! と、怒りよりも呆れがでてきました。
高校生にもなって、まだ人の悪口を言うことでしか自分を上に見せられないのかと。
単にイヤ〜な男の話を女子会でしたりイヤ〜な上司の話を飲み会でこぼすのは単にストレス発散ですが、「陰口」となると少し違ってきます。
陰口や悪口を言う人って、幼稚なんです。
集団で立場の弱い人をよってたかって辱めて、相手を下げることによって、自分たちが上がったように錯覚して、幻の優越感に浸る。
言葉は悪いですが(汗)、陰口ってそういうことだと思うんです。
直接たたかったら負けてしまうしそんな勇気はそもそも持ち合わせていないから、相手が反撃できないように遠くから石ころを投げ続ける。それくらいのことなんです。多分。
だから陰口を囁かれる人が悪いなんて事実はまったくもって無いし、陰口は言った方が負けなんです。「あなたには敵いません。直接やったら負けるので、陰から石ころ投げています」って白旗をふってるようなものなんですから。

陰口に対する最高の仕返し

陰口がどういうものかわかったところで、今回の本題にいきましょう。
「陰口に対する最高の仕返し」って、なんだと思いますか?
答えは単純。陰口と反対のことをすればいいんです。
上で書いた通り、陰口をたたく人というのはすごく幼稚な人です。自信満々に白旗を振るようなバカな人なんです。
陰口に対する仕返しというと、「反論する」「やり返す」みたいに言いがちかもしれませんが、実はどちらもNGなんです。
反論もやり返しも、わざわざ同じ土俵に降りてやるようなもの。
バカで幼稚な子たちにご丁寧に付き合ってあげる必要はありません。
では、陰口の反対とは、どういうことでしょう?

悪口の反対は、褒めること。

陰口というのは、陰で相手を責めることです。事実にしろ嘘にしろ、目的は「相手を貶めること」ですよね。だから、恥ずかしい過去を明かしたり、短所を責めまくったりするんです。
その反対は、相手を褒めることなんです。
陰口の中心にいる人たちを、とにかく褒めるんです。
「褒められるところなんてねぇ!」と思うかもしれませんが、そこは我慢。相手より二歩も三歩も百歩も大人になったと思って、相手を褒めてください。
私が高校でいじめてきたSくんに対して褒めたのは

  • 体格がいいからテニスでパワーをつかった試合ができる
  • なんだかんだ部活に来た日は真面目に練習してる
  • 体力がある
  • クラスのムードメーカー的立ち位置にいることが多い

というようなことでした。
皮肉をまぜりせずに、誠心誠意相手を褒めるんです。
陰口というのは、どんなに陰で言おうと相手を選ぼうと、いつかは本人のもとに届くようにできています。
そしてそれは、褒め言葉も同じこと。
皆さんなら、どう感じますか?
自分が散々嫌って陰口をたたいていた人が、自分のことを陰では褒めていたと知ったら。
「○○さん、あんたのこと褒めてたよ。ちょっと言い過ぎなんじゃない?」と友達から言われたら。
それは、最高の仕返しになるのではないかな。
きっとそれが出来るようになった頃には、今よりずーっとステキでずーっと強い人になれている気がします。正面からじゃない陰口くらいじゃビクともしないくらいには…ね(。-_-。)
ではでは、また明日のブログでお会いしましょう!
鷹れん

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