成長の「過程」も魅力になるから、はじめはダメでも始めてみたらいいよって話
visibility2,794 edit2020.04.27
おはようございます、ゾノ( @ozonosho )です。
昨日とあるYouTuberの動画をながら聞きしていたら「僕の動画はすべて過去の自分に向けたアドバイスです」と話がありました。
僕はコラムを書くときにいつも届けたい人をイメージして書くのですが、この話を聞いて、そういえば自分に向けては書いていないことに気付きました。
最近はじめた『苦しんでいる個人店のサポートをしたい!』とか『自信をつけるための一歩目を支援したい!』とかって、全部過去の自分が苦しんだことだったのに…!
そんなわけで、これからは過去の自分に向けた内容も書いてみようと思いました。
さっそく今日は、24歳のときに勢いだけでカフェを開業してダメダメだった自分へのエールとも言えるコラムです。
見せてあげたいぐらいの悲惨な状況がそこにはありました
僕が開業したカフェは、オープン当時「良く言えば文化祭のようなお店」と言われていました。
良く言っていただいてやっと文化祭レベルという意味です…w
一番安いという理由だけで通販で買った客席とテーブル。デザインセンス皆無の中華屋のようなポスター。商品写真が暗すぎるメニュー表。100均の画用紙で作ったポップ。
そんなお店に来るのは物好きぐらいです。お客さんが他に誰もいないので、店内でプロレスごっこを始めるような変な大学生の常連さんがつきました。
経営は当然ながら大赤字で、2週間後には「このままじゃ潰れる…!」という事態。
僕らは話し合い、開業2週間にしてすべてをリニューアルすることにしましたw
しかし、開業準備で予算のほとんどを使い果たしてしまっていたのでリニューアルするためのお金なんてありません。
そこで僕らがおこなったのは、、、
『助けてくれる人大募集!』
という巨大なメッセージをお店の入口に貼りました。
そんなお店見たことありますか??
もはや狂気の沙汰です。
しかし、世の中にはこれまた物好きがいるようで、本当にたくさんの方に助けていただきました。
余談ですが、そんな経験があるので「今度は自分が個人店を助けたい」と思っているのかもしれないです。
ついに半年後にリニューアル!そこではじめて知れたこと。
僕らのお店は赤字が続きながらもなんとか持ちこたえ、半年後についにリニューアルしました。
その甲斐あって、お店には少しずつお客さんが増えていきました。
僕としては「お店が良くなったからお客さんが来てくれるようになった」と思っていましたが、中には少し違う理由で来てくれるお客さんもいました。
『(あのひどいお店を)何とかしようとしているのを見て、気になっていました』
『頑張っているのを見て、応援していました』
そんなメッセージを口頭やブログのコメントでいただくことが多々ありました。
その後も、僕らがあの手この手でお店を変化させればさせるほど、そんなメッセージをいただくことが増えていきました。
今思えば、、、
僕らのお店の魅力は、はじめから完璧じゃなかったからこそ生まれたのかもしれません。
そのとき出来ることを自分なりに精一杯取り組む「過程」こそが、お客さんから応援してもらえる魅力になったのかもしれません。
だから、何かを始めたいときには決して完璧じゃなくても良いし、たとえ途中でつまづいたり挫折したりしてもその過程こそが後の魅力になるから、ダメでも始めてみたらいいよって思います。
以上、それでは本日も素敵な1日をお過ごしください(*´`)
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