てるの日記
visibility102 edit2023.07.29
今日もまた海まで行こうと思った。
今日は明るいうちに行こうかなと思った。
いつ頃家を出るのがいいかなっていろいろと考えたりもしたんだけども、自分の中に行こうという衝動が起きた時にしようと思い、そして衝動が起きるに任せて家を出た。
途中で人や車に出会うと、人目や何かを気にする気持ちが出てきたりする。
そうすると、体の動きもその気持ちを酌んだ動きになる。
そういう動きもそのままに、できるだけ余計な手を加えないで歩いて行った。
僕はどこかに歩いていく時に、他の多くの人のようにまっすぐ歩いて行かないことが多い。
道をジグザグに歩いてみたり、あっちを向いたりこっちを見たり、ものすごくゆっくり歩いたり、立ち止まってそのまましばらく動かなかったり、自分の中の衝動に任せて時を過ごすことが多いです。
そういうところは気に入っているところでもあるけども、人目を気にしてしまう要素にもなっている。
明らかに普通じゃないだろっていう、普通感。
僕の中に、普通があって、普通じゃないとダメがある証拠です。
まあそんな感じで、僕は海までの道を歩いて行っていたんだけど、途中で草むらを見ていた時にハッとして海まで行くのをやめました。
やめたというより、行こうっていう衝動が無くなったっていうのが実際かな。
小さい頃に好きだったこと、ワクワクしたことを思い出せっていう話をよく聞きます。
そういうことを思い出して、大人になってもそれを大事にしていったらいいという話もね。
だけど、僕にはそんなものは全然なかった。
だから、そう言われても何をどうしていいのか分からなかった。
どうにもできなかった。
だけど、今日、草むらをじっと眺めていた時に、小さい頃の時の思い出が頭の中によみがえった。
小さい頃、僕はよく近所の草むらで虫を探したり、建物や空き地を探検したり、何が楽しいのかも分からずにとにかくそこにあるものに目を引かれて触れにいってた。
虫自体が好きだったわけじゃないし、虫を探すこと自体が好きだったわけじゃない。探検すること自体が好きだったわけじゃない。
今日、草むらを眺めていた時、子供の頃、何に魅かれてそうしていたのかを感覚的に理解した。
何に魅かれて、その表現が合ってるかどうかは分からないんだけど、その時僕、は今に魅かれて生きていた。今を見ながら生きていた。
こうだったらいいな、こうでなければダメだ‥
そういう気持ちはほとんど見てはいなかっただろう。
海へ行きたい。それは確かに今ある思いなんだろう。それでも、今日の僕のその思いの出どころは、昨日の記憶が出どころで、昨日を見ながら生きていた。
草むらを眺めて今を見ることに立ち戻った時、見ていた昨日は消えていた。
そういうわけで、くるっと180度方向転換して、コンビニに寄って帰ってきた。
コンビニに行ってから、そしてそこから帰ってくるまでも似たような感じの体験がいろいろとあったのだけれども、長くなってしまうので今日はこの話だけにしておきます。
他のみんなはどうなんだろう?
今を生きているのかな?
そうなのかそうでないのか、僕には分りようがないけども、僕は今を生きているとは言い難い。
ほとんどの時間はそうでないと思います。
今を生きる方向へ。
そういう道を歩いていきたい。
急にいきなり爆発音が鳴りました。
なんだ?って思って外を見ました。
今日は夏のイベントなのかな?
遠くの方で花火がドンドンって上がっています。
夜空へと僕の思いも打ちあがれ。。
なんてね(笑)
今日よかったこと♪
出かけられた。
いろいろ気づけた。
コンビニで余計なものをいろいろ買わずに必要なものだけ買えた気がする。
自分の中がハッキリしなくて30分ぐらいはお店の中をウロウロしたけどね。
ちょっとずつ自分でいられるようになってきてる気がします。
洗濯をした。
うどんを食べた。黒酢、納豆、昆布、梅干し、シークワーサー汁の全部乗せうどん。
読んでくれた人へのメッセージ
読んでくれてありがとう。
闇夜にも打ちあがるものがあるんだね。
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