ケレケレの日記『海と鼠』

満月が輝く夜。

掃除をしている海岸の岸壁に腰を下ろしお月様を眺める。

考え事をしていると、ふと鼠が現れ、走り去っていった。

少し考えて波打ち際を歩こうと思い立つと、また鼠が現れ、先程とは反対方向へと走り去る。

そちらはカップルが居るのだが。

ちょっとした悲鳴を聞きながら波打ち際を歩く。

転がる太刀魚にペットボトル。ゴミは明日の朝にでも片付けるとしよう。

自転車に跨り、別の海へ。

途中、鼠の鳴き声のような不思議な音のするベルの音を聞きながら、
誰一人釣っている場面を見た事の無い釣り人で賑わう岸壁に立つ。

今日も誰も釣れていない、そんな確認をして隣の公園へ。

すると、公園に向かう途中で進む道を横切るように歩く鼠と遭遇した。

きっとこれから向かう公園でも鼠と会うのだろうと思いながら公園へ向かう。

自転車を止めて芝生の上に立つ。

しゃがみ込んで鞄を降ろし、芝生にそっと触れた。

夜露で芝生は濡れているようだ。

芝生の上にしゃがみ込んで景色をぼんやりと眺める。

ふと、視界の端に鼠の影が見えた。

確かに鼠だが、一瞬だから気のせいだったかもしれない。

そう思うと、鼠が顔を出して近付いてきた。

鼠は自転車のタイヤを掴んで立ち上がり、テコテコと寄ってくる。

もう直ぐ手の届きそうな場所まで来たところで、鼠はこちらの視線に気付いて逃げていってしまった。

いや、マカデミアナッツを今日は持っていないことに気付いたのか。

暫く待ってみたが鼠はもう来ない。

芝生から立ち上がり、帰路につく。

自宅で布団に包まれながら。
以前見た夢と同じようにその場所に背を向けた。

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