メンタルクリニックの体験談インタビュー『まる』

ココトモメンバーインタビュー企画!
今回は「まる」さんにメンタルクリニックの体験談を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

最近相談員として活動を始めた、まると申します。

私は3年ほど前に適応障害の診断を受けました。

今思うと、3年前に病院に行ったからその診断が出ただけで、専門学校を中退した時、適応障害の診断を受ける前までに働いていた会社を辞めた時など症状は前から出ていたと思います。

でも、気のせいだとか自分が弱いのがいけないんだとかそう思いながら、そのうち日常に流されていつの間にか元に戻ってを繰り返していました。

3年前は、それまでの人生で溜めていたものが抑えきれなくなり、爆発した時だったのだと思います。

誰かに助けを求めることは簡単なことではないと思っています。

私も誰にも相談が出来なかったので…。

相談員として、自分の周りの人が少しでも良い方向に向かうことが出来るよう、サポートが出来たらと思っています。少しでもお力になれたら嬉しいです。

具体的にどのような病気・症状でしたか?

会社に行く事が辛く、どんどん出勤時間が遅くなりました。

会社に着くと、ふとした時に叫び出したくなる症状に駆られました。

どうにか奮い立たせて会社に通っていましたが、いつ会社に行くことを諦めてしまうのかという不安と恐怖が常にあり、泣きながら会社に通っていました。

笑う事が減りました。

周りの人に対して攻撃的な自分になりました。

そんな自分が嫌で、だけどどうすることも出来なくて、自己嫌悪を繰り返していました。

休みの日は気力がなく、外に出ることが出来ませんでした。

人の悪口、陰口を聞くと体調が悪くなり公共交通機関を使うことを辞めました。

目が冴えて夜に眠ることが出来なくなりました。

眠いはずなのに、眠ることが出来ずいつも疲れ切っていました。

長い文章を読むことが出来なくなりました。読んでも理解することが出来ませんでした。

感情がほとんど全て消えました。

消えたというよりかは、どうして泣いているのか気持ちの処理が上手く出来ていなかったのかもしれません。

お風呂に入る気力、掃除をする気力がなくなりました。

何も考えなくていいように、ずっと黙々作業をしていました。ビーズアクセサリーを作ったり塗り絵をしたり。

発症したきっかけや原因を分かる範囲で教えてください

通常2人で行う業務をほとんど毎日1人で行っていました。

私はパート、準社員で働いていてもう1人は社員さんだったので、1番下っ端の私がやるのは当たり前なのだろうと思っていましたが、私が他の業務で大変な時でも手伝ってもらえない、勤務時間中社員さんは私の隣で話をしているだけです。

それから定時で上がる私と、そこから仕事を始める社員さん。

端から見れば、私より社員さんの方ががんばっているように見えます。

「⚪⚪は仕事が出来る。あいつに任せていれば安心だな」と良く周りが言っていました。

私がどれだけがんばっても褒められるのは社員さん。

ミスをすると、怒鳴られはしないものの「ここ間違えてたよ」の一言に責められている気分と、なぜ私ばかりという気持ちがありました。

それでも私がいけないんだ、私が我慢するのは当たり前なんだと思っていました。

閉鎖的な部署で、誰にも何も相談することが出来なかったのが原因だと思います。

他の人に社員さんの話をして社員さんの評価が落ちた時、自分が嫌な気持ちになるのも嫌でしたし、気まずい感じで仕事をするのも嫌でした。

何より私の話など誰も信じてくれないという気持ちがありました。

病院を受診するまでのエピソード

仲の良い社員さんの顔を見ていたら、涙が溢れて爆発してしまいました。

そこで初めて今までの事を話し、上司に相談をするべきだと言われました。

会社に来ると叫び出したい症状に駆られること、いつ会社に行くことを諦めてしまうのか分からないこの毎日が本当に辛いという話をした所、偶然次の日に会社の産業医が来るのでカウンセリングを受けてくださいと言われました。

カウンセリングですぐにでもメンタルクリニックに行くこと、休職をすることを進められ、その日の午後から帰宅して休むよう言われました。

クリニックは知り合いが通って居た所を紹介してもらい、一緒に付き添ってもらいました。

辛いけれど病院に行こうか迷っているという方へ

私は今も治っていないと思います。

途中で通院を諦めてしまったからです。

カウンセリングを受けていましたが、毎回不安なこと心配なことを話して時間が過ぎ、次回解決策を話そうと言われますが、実際次の時にはまた新しい不安なこと心配なことを話す、それの繰り返しです。

どうにかしたい気持ちがあるのになんの進歩もない。

私はここに何をしに来ているのだろうと思いました。

このカウンセラー直す気があるのか?と思ったこともあります。

カウンセラーの資格の勉強をした時、カウンセラーにはカウンセラーの考えがあることを知りました。

ちゃんと理由があったんだと知っても、それでもやっぱりあのまま通うのは私は辛かったと思います。

保険が適応されないため金額的にも辛かったです。

病院に行くことの最大のメリットは、それを会社側に提示して、自分の心を休めるための時間がもらえることにあると思います。

自分が悪いんだと思っている人の多くの場合、がんばり過ぎてしまっている傾向にあると思っています。

今まで、沢山がんばってきました。

誰がなんと言おうとがんばってきましたよ。

それ以上その場所でがんばって、働くことが出来なくなるのはもったいないことです。

心はそんなに簡単に治るものではありません。

それまでずっと我慢してきた、耐えてきたその傷がちりつもって、もうどうしようもない所まで来てしまった結果です。

弱いわけでも、逃げているわけでもありません。

ココトモに相談が出来た方なら、病院に行く勇気もきっとあると思います。

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

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