吉杉菜子の日記『この一瞬の気持ちだけで百個歌作れるから。』

駅前で嫌いな陽キャリア充もと同級生を見かけた。恋人と一緒だった。私は遅れた年金の支払いの為に地元だからと適当な格好をして隠れるように歩いていた。そいつはTシャツとジーパンをモデルみたいに着こなしてた。すぐ済むはずだった用事は倍の時間がかかった。その駅前を離れてもう一つ先の駅に歩いて向かったから。わざわざ遠くのコンビニに向かうこの惨めさは一生覚えてると思う。

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