銀ノ月の日記『鏡花水月#006〈さすらいの音楽家〉』
visibility421 edit2024.01.21

≪今日の言葉🍃≫
ときには踏みならされた道を離れ、森の中へ入ってみなさい。
そこではきっと、あなたがこれまでに見たことがない、何か新しいものを見出すに違いありません。
(アレクサンダー・グラハム・ベル / 科学者・発明家)
いつもと同じ時間に起床し、同じコーヒーを飲み、同じことをし、同じ時間に就寝する…
このような「定番化」した日常を恋焦がれている人も多いのではないだろうか
変化のない毎日は安全で心地が良く、素敵なものだと思う
だが、誰しもがそう思っているわけではない
今が辛いと感じている人にとっては、そんな状況を打破してくれるような変化を求めているだろう
また、強欲な人間は変わらぬ日常に飽きを感じ、より”快”を求めるようになるだろう
決められた道を歩き続ける事だけが「幸せ」というゴールに辿り着ける訳ではない
どの道を選択しようが、きっと同じ目的地に辿り着くのだ
そうでなければ、人生は博打になってしまう
大切なのは、「どの道を歩くか」ではなく「どのように道を歩くか」だと思う
普段の道からあえて外れ、寄り道をしないかい?
日の光・月の明かりをその身に浴びて、足元の花に呼び掛けてみたり、川のせせらぎの音に耳を澄ませてみるのもいい
時には立ち止まって、ただジッと何か物思いに耽るのもいいし、道中で出逢えた人とお喋りするのも捨てがたい
今は歩けなくても、こうして想像を膨らませるだけで気分は上がってこないだろうか?
≪今日の写真📸≫
高校時代、部活で遠征に行ったときに撮った一枚
木の上に乗っているのは、ジブリ作品『となりのトトロ』に登場する小さな青いトトロだ
名前は「ズク」で、年齢は679歳なのだそう…!
ちなみに小さな白いトトロは「ミン」(109歳)で、私たちがよく知っているトトロは「ミミンズク」(1302歳)らしい…!
驚きが隠せない😐
他にも一説によれば、同じくジブリ作品『もののけ姫』に登場する「コダマ」と呼ばれる白くてカタカタ震える可愛いキャラクターが、後にトトロになるとのこと
作品自体とても素敵なものだが、このような裏設定を知るのもまた一つの楽しみ方なのかもしれない
≪今日の音楽♪≫
旅路 / 藤井風
時期的に3月の卒業シーズンに聴くとより胸に込み上げるものがあるのかもしれないが、個人的にはいつ聴いてもホッとする曲
明るくもなく(?)暗くもない、今までの旅路を振り返るような歌詞が、風さん独特の歌声と曲調に合っている感じがする
「果てしないと思ってたものがここには無いけど」
「目にしてきた、手に触れてきた全てに意味はあるから」
読んでくれた人へのメッセージ
人生において”絶対”というものはあまり存在しない
だから「この先生きていたら絶対いいことがある」とは正直言い難い
だが、それでもいいのではないだろうか
100%当たると決まっているパチンコがつまらなく感じるのと同じで、「わからない」からこそ、素敵なものに出逢えた時の喜びは一際大きくなるのだ
その意味では人生は「博打」ともいえるが、これこそ”生の醍醐味”ではなかろうか?
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