まゆの日記『嫌いなこと。』
visibility118 edit2024.04.05
私は、人に何かをさせることがすごく嫌い。
息子が「ピアノを習いたい」と言ったのに、
練習させなきゃならないから、と却下し続けた。
結局、習うことになったが、やはり練習させるのは大変で、
何度も「やめる?」と聞いた。
なのに、レッスンが楽しいからと、通い続ける息子。
練習させることをやめたら、楽になった。
息子がピアノを続けようがやめようが、どちらでもよくなった。
小学1年生から中学1年生まで続けて、「ピアノが弾けます」と言ってもいいレベルにはなった。
私が練習をさせようと頑張っていたら、ここまでにはならなかったと思う。
娘が小学校に入学した頃、一つの忘れ物で気分が落ち込んでしまって大変だった。
先生に、「お母さんが支度を手伝ってあげてください」と言われたけれど、
それも、すごく嫌だった。
私は先生に「忘れ物をしても何とかなる、と思える方が大事だ」などと言い続けた。
だって、毎日忘れ物があるわけでもなかったし、私がみてあげても、忘れ物があるかもしれないでしょ。
娘は別に忘れっぽいわけではなく、単に忘れ物が怖いだけなのだから。
などと、頭の中でもっともらしい言い訳を考えていたが、要するに「やらせる」ことが嫌だった。
一応、「学校の支度した?」などと聞くことはできるが、
「うん」と言われれば確認をし、「してない」と言われればその場でやらせる、
ということが、非常に非常に非常に、苦手なのだ。
結局、支度を本人任せにしたまま時が過ぎ、今では、問題なく学校に通えている。
そして、今、問題なのが、職場でのこと。
生徒にスケジュールを書き写させる、という案が導入された。
やはり私は、もっともらしい理由をつけて反対したが、結局やる羽目になってしまった。
私は従来通りで何も困っていなかったのに。
あなたが生徒を信じられないで1人で焦っているだけでしょ?
、、、なんて言えるわけないしね。
そして、これに対してこんなに嫌がっているのは、私だけだし。
とりあえず、「私は、させられる自信がありません」とだけ言っておいた。
他の人にとっては、小さなことなのかな。。。
こんな、全員を一緒くたにして何かをさせるなんて、
完全に自分で管理できている子だっているのに、
こんなの、私がやりたかったことじゃない。
もっと、オーダーメイドの教育をやりたかった。
ここなら、それができると思っていたのに。
やはり、無理なのか。
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