アビスの日記『蝋の翼』

ギリシャ神話のイカロスは、
父の考案した蝋でできた翼を手に入れて、空を自由に飛ぶことができるようになった。
「でも太陽にあまり近づくと蝋が溶けてしまうから高く飛んではいけないよ」
そう忠告されていたのに、自分の能力を過信して、太陽に近づいてしまい、人工の翼は溶かされて、海へ落ちて死んでしまった。

依存してはいけないのに依存していたことがある。それも、依存していたと分かったのは倒れた時だった。

他者に依存せず、自分のためだけに生きたいのに寂しいの。結局寂しさを人で埋め合わせしてる。人はいつ裏切るか分からないし、
かといって他人からの言葉も好意もすべて嘘に見えるし、聞こえるし、もう分からない
趣味に没頭したくても、寂しさを感じてしまうし、依存相手がいなくなればまた死にたくなるだけ

いつだって裏切られるのはわたしで、
他人はいつも私を見下してる人ばかり。

わたしばかり愛する行為はうんざり。
愛されたい、愛されてみたい。心底寄り添ってくれて、大切だよと言ってくれるようなそんな人に出会いたいよ

なんで生きてるんだっけ

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