銀ノ月の日記『鏡花水月#079.75』

『Interlude』最終回でございます(次回から本編を再開させて頂きます)

≪中国に伝わる、とあるお話≫

「この箱は決して開けてはいけないよ」

不老不死の薬を箱に入れ、夫が妻に言いました。

しかし、妻はその薬を飲みたい気持ちを我慢することが出来ません。
とうとう夫のいない間に箱を開け、薬を飲んでしまいました。

すると体がふわふわと浮き、天へと昇り始める妻。
どこまでも昇り続けた妻は、やがて月に辿り着きました。

夫は月を見上げながら、もう戻れない妻を想い呟きます。

『2人で飲めば一緒にずっと暮らせたのに』

  
…どうでもいいことですが、もし神様が1つだけ願いを何でも叶えてくれるとしても、不老不死だけは私は絶対に頼みませんね。

star今日できたこと♪

『人生は物語のようなものだ。そんな人生において重要なことは、どんなに長いかということではなく、どんなに良いかということである。』
(哲学者 ルキウス・アンナエウス・セネカ)

favorite読んでくれた人へのメッセージ

次回からまた通常の『#鏡花水月』を再開させて頂きます。
そして、図々しくも皆様の交換日記にもまたお邪魔させて頂きたいと思っております。(コメントしていいのかという葛藤はまだありますが…。)
あと少し。最後まで走り抜きますので、改めて宜しくお願い致します🌙

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