私月善日の日記『麝香が気になる日』
visibility41 edit2025.01.06
眠らないといけないのに、
0時を過ぎても、1時を過ぎても、
3時になっても眠くない。
そんな日ってやっぱり、あると思います。
そんな日、わたしはわけもなく悲しくなって、
過去の失敗がずぅっと頭を巡り続けます。
「あの時ああしなければ」、
「この発言をしなければ」、
「もっとこうしていれば」……。
でも、結局それって、済んだことで。
ただ自分を追い詰めてるだけで、意味はない。
だから、
「わたしは、後悔や反省をして、
相手に対して不満を抱いているわたしを、
抑えつけたいだけなんじゃないか」
「何も悪くないのに、なぜ。
そんな不満を、認めたいのではないか」
「わたしが正しいとか、間違ってるとか、
そんなことを自分で決めるのではなく。
何か別の視点を見つけて、
自分を認めることも大切なんじゃないか」
なんて考えて、
自分で意味を付け加えるときもあります。
きっと、今この瞬間にも、
わたしと同じようなひとがたくさんいる。
ベッドで、毛布にくるまったり、
寒さを感じながら、身体を震わせたりして、
誰にも知られずに泣いている。
もしも、そんなひとがいるなら、
わたしはそのひとを見つけて、
わたしが尽くせる限りの言葉を、
その人のために尽くしたい。
昔、大切なひとに言われた、
「その時に良いと思ったことをすればいい。
その時に良いと思ったことができたなら、
人としては上出来だ」
という言葉。
自分の過ちを正当化する言葉。
でも、何も悪くない自分を認める言葉でもある。
もし、昔のあなたがしてしまったことを、
肯定できなくて、自分を責めてしまうなら。
この言葉を、その時のあなたに伝えてほしい。
拙いことばだけれど、
すこしでも多くのひとに、わたしの、
みんなを愛する気持ちが伝わっていると良いな。
おやすみなさい。
読んでくれた人へのメッセージ
みなさんに、少しでもやさしさが訪れますように。
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