すみれの日記『(ネタバレあり)国宝 半弥』

感想を残しておきたくて。

映画『国宝』

息と鼓動がうまく合わなくなるくらい圧倒された。
強過ぎる綺麗な灯火をずっと見ているかのように。
強過ぎるはずなのに…突然消えてしまうのではないか…そう案じてしまう儚さ、危うさも同時に襲ってきた。何故かその怖ささえも美しく感じる。
怖さと美しさが紙一重で感情は常に張り詰めたまま観てました。

極める美しさと強さと怖さを感じた
あの覚悟を持って生きてるなんて…並大抵のことではない。
それこそ「血」の滲む努力が必要だ

半弥の最期は、それこそ強い火花の命が消えてしまう最期でしたが、最期の最期までしっかり雅に咲き誇り、「消えないで あともう少し…」と息を呑みながら観ました。 もう汗と涙で半弥の顔はドロドロなのに、それはそれは大層美しく、心奪われる最期でした。
御曹司として終始 胡座をかいて生きていたのなら
あんな最期はなかった。
挫折、嫉妬、焦り…病。
それらを乗り越えて血の滲む命を削る生き方が
迫力ある美しい最期となったのだろう。

私は半弥の最期が目に焼き付いて忘れられない。

star今日よかったこと♪

父 母 私で 美味しい天ぷら屋に行った

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