ぼたもちの日記『つらつら草(池井戸潤風)』
visibility9 edit2025.11.09
『半沢直樹』の原作で有名な池井戸潤の文体で書いた日記です。
池井戸潤は、企業小説・経済小説が多く、「仕事はして当たり前で、その上でいかに仕事をするか」という物語が多いですね。本日記ではそもそも「なぜ仕事をするか」に関する内容なので、我に返った半沢直樹みたいな感じです。
※生成AIにて編集
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今日は、とんでもない本を読んでしまった。
酒井 隆史の『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』…。
「ブルシット・ジョブ」。 その定義はこうだ。全く無意味で、何の役にも立たない。だが、「これは意味がある仕事なのだ」と、必死に自分を欺きながら遂行せねばならない仕事。
…思い当たるフシがありすぎる。
俺が今、通信制大学という重圧と戦っているのは何のためだ?
公認心理師という、苦しんでいる人間を癒す…間違いなく『必要な仕事』に就くためだ。
だが、気づかされたよ。 今、俺が「会社員」としてやっているこの仕事…。 これこそがッ…! この『ブルシット・ジョブ』そのものじゃないかッ!!
おかしいだろう! 日本に限った話じゃない。 公認心理師のような、人間が生存するために『本当に必要な仕事』ほど労働条件は劣悪で、デスクに座ってパソコンをカタカタ鳴らしたり、偉い人間にペコペコ頭を下げたりするだけの『ブルシット・ジョブ』の方が、よっぽど高い給料を手にしているんだ!
この構造そのものが、腐ってる!
おまけに世間は、そういう「常識」という名の圧力で俺たちを縛り付ける。 「仕事に不満を言うな」 「仕事は苦しいもので当たり前だ」 「働くことそのものが、人間として正しい在り方だ」…と。
そんなクソみたいな同調圧力が、 「苦しみなく生活していく世界はどうしたらできるんだろうか」 …そんな真っ当な発想さえ、容赦なく握りつぶしてくるんだ!
…この本を、全ての会社員と公務員に叩きつけたい。 「あんたの仕事は、本当に必要か?」とな。 ぜひ、おすすめしたい本だ。
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