藤原診療所
edit最終更新日:2023.04.16

主な特徴
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患者様の尊厳、自主性を大事にしつつ患者様・医療スタッフがお互いに敬意を持てる良心的な医療を目指します
当院では、患者様の尊厳、自主性を大事にしつつ、患者様・医療スタッフがお互いに敬意を持てる良心的な医療を目指します。
患者さんが満足し安心できるよう、
1)丁寧にわかりやすい説明
2)正確な診察、診療
をモットーに親切で心のこもった医療サービスを心がけています。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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10:00-12:45 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
15:00-19:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
9:00 ~ 14:00 | 〇 | |||||||
午前 10:00-12:45 (受付終了12:15) 午後 15:00-19:30 (受付終了19:00) 休診日 木曜、土曜午後、日曜祝日 |
住所・アクセス
住所 |
〒604-0846 京都府京都市中京区金吹町461 烏丸御池メディカルモール1F |
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院長紹介
藤原診療所のホームページにようこそ。
このホームページが患者さまと当医院との交流および情報交換の場となり、よりよい診療の提供へとつなげていければ幸いです。
当医院は、東洋医学、西洋医学、それぞれに偏らずお互いの長所を生かし、メンタルケアも充分に考慮した総合診療に努めます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
経歴
昭和59年 北海道大学医学部卒業
耳原総合病院(外科)
京都府立医科大学(精神科)
岡本医院(内科・心療内科・小児科)院長
加藤総合病院(内科・心療内科・漢方内科)部長
を経て、H21年1月藤原診療所開業
基本情報
施設名 | 藤原診療所 |
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診療科目 |
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対応疾患 |
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アピール |
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電話番号 | 0754689633 |
住所 |
〒604-0846 京都府京都市中京区金吹町461 烏丸御池メディカルモール1F |
HP | https://clinicfujiwara1.wixsite.com/mysite |
ブログ | 無し |
SNS | 無し |
よくある質問
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よく「漢方薬は体質改善の薬だから、3ヶ月は飲まないと効かない。」と思っている方が多くおられます。
日本に西洋薬のなかった頃は、ステロイドも抗生物質もありませんでした。しかし先人は巧みに急性期疾患にも対応出来る様に、
数多くの処方を残されてます。
風邪を引かれた時も西洋薬だけでなく漢方薬を併用すると一回の費用は多少増えますが、症状の改善が早くなり通院回数が減るので、結局総額はお得になるという経済効果を実証した論文もある程です。 -
簡単に申しますと、エキスは煎じ薬を煮詰めてフリーズドライ化したものです。
コーヒーに例えますと、インスタントコーヒーとドリップやサイホンで入れたコーヒーの違いとなりますでしょうか。コーヒーという一つの豆でも差はある様に、多くの生薬を用いた漢方薬の場合、煎じ薬の方が効力は優れています。
関節リュウマチの様な難病の場合は落ち着くまでは、煎じ薬を第一選択と致しております。しかしエキスも捨てたものではなく、簡便な為に今は煎じ薬とエキスを使い分けされる患者様も増えております。
煎じ薬が苦手な方は、当初はエキスをお勧めします。
以前お飲みになった煎じ薬が、薬用量が多くドロッとして臭く飲みにくく、二度と飲みたくないと言われ拒否反応を示す方がおられますが、当院の煎じ薬は日本人の体質にあった生薬を適量お使いしてますので、そういう心配は全くございません。
ご試飲頂くサービスも行っておりますので、ご遠慮なくおっしゃって下さい。 -
正直言ってあります。
桂皮(シナモン)の入った八ツ橋を食べて顔が真っ赤になったという、江戸時代の記録も残ってる程です。
しかし正確なデーターはありませんが、臨床経験上、西洋薬の1/100~1/1000と言われてます。
副作用と紛らわしいのに瞑眩(めんげん)といって体質が改善される前に一時的な悪化現象があります。沈静作用と血管拡張作用のある釣藤という植物生薬を、高血圧の患者様にお使いした時、初めの2日間血圧が少し上昇し、その後スーと元の値より下がり頭に鍋をかぶっている様な感じがなくなったと、喜ばれた事があります。
瞑眩(めんげん)か副作用かの判断は、患者さまにとっては大変難しいので、医師に直接ご相談下さい。
内服薬は、消化管を通過するために消化管障害を起こし、肝臓・腎臓で代謝される為に、肝・腎障害を起こす可能性がございます。
血流にのり大半の臓器に到達し処理しきれない場合各臓器の障害も起こし得ます。副作用を疑った場合、服用等を中止しご連絡ください。休診日etcで連絡がつかない場合は、症状に応じ、日赤etc高次医療機関受診も御検討下さい。副作用は、皮疹。下痢etc自覚できる場合と症状はないが検査上異常が潜在する場合があります。定期的な血液検査をお勧めします。 -
うつとは、抑うつ気分(憂うつで気持が晴れない)、意欲減退(何もやる気が起きない)、ひどくなると思考運動制止(考えが浮かんで来なかったり、纏まらなくなり、身動きが取れなくなる)そして、希死念慮等へ進んでいく状態をいいます。
必ずしもうつ病だけでなく、例えば総合失調症の初期にも良く似た症状を示し紛らわしい事があります。
また不安焦燥感(イライラして落ち着かなくなる)が前面に出ると一見、躁の様に 映り診断を誤る危険性もあります。やはり専門医の診断が求められます。
うつ病は以前から大きく心因性(愛している人と死別する等のショックで起こり、個人差はあれ誰にも起こりうる)と内因性(遺伝性が強く、脳の機能障害によるとされる)に分けられてますが、最近は世相の複雑化を反映してか、徐々にその境界があいまいになり、また高齢化社会による脳の老化現象も加わり、うつ病の分類も一筋縄では行かず中々難しいものになって来ています。 -
精神症状に漢方薬をエキス(インスタントコーヒーの様な粉末顆粒状化したもの)で使い始めてすでに30年、より効果を上げる為に煎じ薬を導入して23年が経ちました。
私の経験では、うつ病を漢方薬のみで治療出来たのは、消耗性うつ病の30歳の男性会社員の方と、パニック障害を伴う心因性うつ病の33歳の3歳児を持つママさんのお二人です。
パキシルという抗うつ薬の副作用が強く他の抗うつ薬等の向精神薬(中枢神経に作用する薬をこう呼びます)に変更されるのを拒絶された方で、お二人とも煎じ薬まで必要となりました。現時点ではうつ病を漢方薬のみで治療するのではなく、抗うつ薬でなくとも何らかの向精神薬と漢方薬の併用をお勧めします。 -
精神安定にも使う、茯苓(ブクリョウ)という生薬は胃腸の働きを良くします。この様に体全体に働いていく漢方薬は中枢神経をターゲットにする向精神薬とは効き方が自ずと違って来ます。
併用する事によって互いの長所がより鮮明になり、また西洋薬の副作用を防止でき、最終的には漢方薬を主体にした治療薬も可能となる場合も少なからず見られます。
神戸から来院されている35歳の2児のお母さまは、3年前に抗うつ薬だけではコントロールが難しく、他の患者様の勧めで漢方薬治療を求めて来院されました。当初漢方薬のみに固執されましたが、私の説得を受け入れられ従来の抗うつ薬に漢方薬(煎じ薬)と甲状腺ホルモンを加えることによって、今は御本人は70~75点まで戻ったと喜ばれています。
ちなみにこの方は rapid cycler と言って年に数回躁状態とうつ状態を繰り返されてる難治性の躁うつ病の方です。 -
精神障害全般に拝見いたしますが、特に得意とする領域は、うつ病と心身症、パニック障害、閉所恐怖症等の恐怖症、社会不安障害(人前でのあがり、のぼせ)、認知症に伴う精神障害等です。
これらも漢方薬を併用する事によって社会適応の質が上がり、誠にそのありがたみを感謝する毎日です。
尚、摂食障害に悩まれる方、リストカットを再々される identity crisis にお悩みの方、重度アルコール依存症の関連神経障害に悩まれる方は、今まで充分な治療効果を上げておりませんので、他の専門医療機関に御紹介致しております。