「こころ」の強さ(最終回)
visibility703 edit2024.01.09

加藤諦三さん(早稲田大学教授)は、次のように言っております。
やさしさは素直な心から
『人は、素直に自分を認めた時にやさしくなれる。』
やさしさは、「素直さ」から生まれる。
やさしい人は、「相手を認めてあげられる。」
素直になれば、「相手を理解することも出来る。」「相手を許すことも出来る。」
逆に、「自分を認められない人」は「人を認めることも難しい。」
「自分を否定的に考える人」は、自分にやさしくありません。そんな人は、本質的な部分で人にやさしくはなれません。
やさしさは、『素直な心』から生まれるからです。素直に、余計なことを考えずに、そのいい所を認められる。その上で、「相手のため」を考える。
と言っても、これらすべてを受け入れることは容易ではないです。なぜならば、人を受け入れるためには、そのための『能力』が必要だからです。
その『能力』とは、
「人は人(でいい)」と思えるようになる。
「自分は自分(でいい)」と自分を受け入れる。
それが出来る様になれば、『人を受け入れる能力』が身に付くでしょう。
そして、人を受け入れることができれば、「相手のため」にどうしたらよいのかを考えられるようになり、「やさしくなれる」のです。
「相手のため」を考えるということは、相手を『愛』することなのです。(恋愛の『愛』ではないです。)
人を愛することで重要なのは、一緒にいて幸福感があること、信じること、将来と現在の幸せを考えること、困難を共にすること。これは『自分が幸せになる(自分にやさしくする/自分を愛する)』にも重要な事です。
相手がどうであれ、だれであれ、『素直』に(余計なことを考えずに)、「相手のため」を考えられるようになれたら、『人を受け入れる能力』が身に付いたこといえるでしょう。
まずは、『素直に自分にやさしくなる』ことから始めてみましょう。
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どうやら前回のコラム、『忍耐力』の(???)の中に入るのは、『素直さ』のようです。
『素直になる』という事は、言葉で表すのは簡単でも、いざ「やってみろ」と言われてそうそう簡単には出来る事ではありません。でも、言葉として分かりやすく表現されている個所がありました。
「人は人でいい」
「自分は自分でいい」
ありのままを、色眼鏡をかけずに、受け入れる。
それこそが『素直さ』であり、しいては『忍耐力』となのではないでしょうか。
『愛(やさしさ)』
『勇気(強さ)』
『忍耐力(素直さ)』
もう一度、自分が生きてきた過程を振り返り、『後悔』をするのではなく、『何が足りなかったのか』を見つける作業をしてみる。そして、それが『何か』が分かった時、きっと『なにか吹っ切れたような感覚』を体験するでしょう。
『過去を振り返る』ではありません。これでは意味がないのです。
『過程を振り返る』のです。そして、『発見』してください。
あなた自身の中にある『何か』を・・・・。
さすれば、きっと道は開けるでしょう。
そして『自分がこれから何をすべきなのか』が、うっすらと見えて来るはずです。
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