ほのぼのの日記『不自由で不安定なこころでも』

10代終わりから20代前半の引きこもっていた時期に、
押し寄せる将来の不安と自分の精神面で悩み苦しみ、答えが霧がかかるように見えず気が狂う思いでした。
数年間で一気に悩みが押し寄せてきて、気が変になるぐらいにもがき苦しみました。
今でも時間が空いたふとした時に、つらい記憶がぶり返して布団の中にうずくまります。

家族に不安で堪らない状況なので傍にいて欲しい、仕事を辞めて一緒に居て欲しいと懇願したことがありました。
でも叶いませんでした。
皆共働きでかつかつの生活で無理を言っているなと分かっていたから諦めました。
これ以上頼ったら共倒れになると理解したから。
身内でさえも私のことは助けてはくれないのに、
誰が助けてくれるの?
人を頼っても誰も応えてくれないと諦めました。

不自由で不安定なこころでも、
自分の足で立つしかないじゃないか。

『仕事をしろ自立をしろ』と、親に一度も言われたことはありません。
『この悩みは誰もが経験する通過点だ』と語られました。
親は子のことを理解しているつもりだろうが放任ともとれる。子(私)のことを信じているからなのか?
正論な通過点なのだろうけれど、私は答え(応え)がほしい。
誰も助けてはくれないことの危機感で、籠っている
場合ではないと思いました。経済的問題や精神面でも。
自分の心と体全てに卑下している場合ではなく、嘆いても無駄だということを。
私のお金の蓄えなどないことに、他にあてなどないことを。
死に物狂いに仕事を見つけて働き始めました。
私の経験談ですが、余程の危機感ともう後がないと思わない限り、引きこもり脱出は無理だと思う。
心を寄り添い癒すのも一番の理解者も、結局は自分自身しかいないから。

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