Kikiの日記『いつもの散歩道』
visibility105 edit2024.10.17

好きな音楽やラジオを聴きながら、時々は父や友人と電話しながら、朝の散歩をする。
朝歩けなかったら、夕食の後に歩く。
自然豊かな近所のトレイルでは、いろいろな人とすれ違う。
シュッとしたダルメシアンを連れたご婦人。
いつも自転車で爆走している、白人のおじいさん。
猫が乗ったバギーを押しながら歩く二人組の女性。
大きな黒い犬を二匹連れた、ハリーポッターのハグリッドみたいなお兄さん。
立派な一眼レフを両手に、野鳥を狙っているおじさん。
いつもかわいいゲームキャラクターのTシャツを着ているお兄さん。
私みたいに日焼け対策万全なアジア人女性。
お髭が立派なインド系のおじさん。
ぴょこぴょこと跳ねるように走る、いつも黒いTシャツのお兄さん。
大きな一輪車に乗った男性。
いつも中国語のラジオを大きな音で流している、笑顔の素敵なおばさま。
熱烈に手を振り返してくれる黒人さん。
電動スクーターをドヤ顔でかっ飛ばす少年。
途中の橋から亀に餌をやる親子。
サンバイザーとアクティブウェアがかっこいい女性ランナー。
並んでゆったりと歩くご夫婦。
道のど真ん中で立ち止まって、急にストレッチを始める男性。
それぞれに、朝の空気を楽しんでいる。
名前も知らないけれど、日常の風景を彩るキャストのみなさん。
ここに引っ越してきた時は、本当に誰1人知り合いがいなかった。
(家族はいるけど)
時差も14時間あるから、なかなか友達と連絡をとるタイミングがわからなくて。
ぽつん
歩くのは好きだったから、散歩道があるのはありがたかった。
てくてく歩きながら、元いた南国を思い出してた🏝️
ピンク髪のファンキーなお婆さん、いつもにこにこ声を掛けてくれた警備のお兄さん、眉美人なレジのお姉さん、公園でよく見かける男の子、お寺の人懐っこい猫ちゃん、あの角に咲くブーゲンビリアやプルメリアの花🌺
別に友達だったわけじゃないけど、目が合えば「あ」って私を認識してくれる人たち。
そういう存在がふと思い出されて、大切な心のよりどころだったんだなって気づいた。
ここに来て約1年半。
毎日毎日、同じトレイルを歩いていたら、いつの間にか顔見知りがたくさん。
「おぅ、お前か」「あ、いつもの」みたいに認識してもらえてるようでうれしい。
袖触り合うも多生の縁。
トレイルすれ違うも多生の縁、なのかなぁ。
知り合いとも呼べない、薄い薄い人とのつながり。
当たり前すぎて、気にも留めない普段の風景。
引越しを経験すると、そういうものにも実は心を支えられていたことに気づく。
きっとずっと後になって、私はこの人たちを懐かしく思うんだろうな。
一生ここに住むわけじゃないってわかってるから、尊ぶことができるのかもしれない。
Special Thanks!!
今日よかったこと♪
・できることとできないこと、アサーティブに伝えて、無理なく予定を調整できた◎
・ハンバーグ美味しくできた✌️
・Zoom越しにマインドフルネスの先生をひとりじめして90分間の人生レッスン💻
読んでくれた人へのメッセージ
読んでくれてありがとうございます🪻
あなたのいつもの風景に映り込む、印象的な存在はなんですか?
※ログインするとこの日記をフォローして応援できます