Kikiの日記『いつもの散歩道』

好きな音楽やラジオを聴きながら、時々は父や友人と電話しながら、朝の散歩をする。

朝歩けなかったら、夕食の後に歩く。

自然豊かな近所のトレイルでは、いろいろな人とすれ違う。

シュッとしたダルメシアンを連れたご婦人。

いつも自転車で爆走している、白人のおじいさん。

猫が乗ったバギーを押しながら歩く二人組の女性。

大きな黒い犬を二匹連れた、ハリーポッターのハグリッドみたいなお兄さん。

立派な一眼レフを両手に、野鳥を狙っているおじさん。

いつもかわいいゲームキャラクターのTシャツを着ているお兄さん。

私みたいに日焼け対策万全なアジア人女性。

お髭が立派なインド系のおじさん。

ぴょこぴょこと跳ねるように走る、いつも黒いTシャツのお兄さん。

大きな一輪車に乗った男性。

いつも中国語のラジオを大きな音で流している、笑顔の素敵なおばさま。

熱烈に手を振り返してくれる黒人さん。

電動スクーターをドヤ顔でかっ飛ばす少年。

途中の橋から亀に餌をやる親子。

サンバイザーとアクティブウェアがかっこいい女性ランナー。

並んでゆったりと歩くご夫婦。

道のど真ん中で立ち止まって、急にストレッチを始める男性。

それぞれに、朝の空気を楽しんでいる。

名前も知らないけれど、日常の風景を彩るキャストのみなさん。

ここに引っ越してきた時は、本当に誰1人知り合いがいなかった。
(家族はいるけど)

時差も14時間あるから、なかなか友達と連絡をとるタイミングがわからなくて。

ぽつん

歩くのは好きだったから、散歩道があるのはありがたかった。

てくてく歩きながら、元いた南国を思い出してた🏝️

ピンク髪のファンキーなお婆さん、いつもにこにこ声を掛けてくれた警備のお兄さん、眉美人なレジのお姉さん、公園でよく見かける男の子、お寺の人懐っこい猫ちゃん、あの角に咲くブーゲンビリアやプルメリアの花🌺

別に友達だったわけじゃないけど、目が合えば「あ」って私を認識してくれる人たち。

そういう存在がふと思い出されて、大切な心のよりどころだったんだなって気づいた。

ここに来て約1年半。

毎日毎日、同じトレイルを歩いていたら、いつの間にか顔見知りがたくさん。

「おぅ、お前か」「あ、いつもの」みたいに認識してもらえてるようでうれしい。

袖触り合うも多生の縁。

トレイルすれ違うも多生の縁、なのかなぁ。

知り合いとも呼べない、薄い薄い人とのつながり。

当たり前すぎて、気にも留めない普段の風景。

引越しを経験すると、そういうものにも実は心を支えられていたことに気づく。

きっとずっと後になって、私はこの人たちを懐かしく思うんだろうな。

一生ここに住むわけじゃないってわかってるから、尊ぶことができるのかもしれない。

Special Thanks!!

star今日よかったこと♪

・できることとできないこと、アサーティブに伝えて、無理なく予定を調整できた◎

・ハンバーグ美味しくできた✌️

・Zoom越しにマインドフルネスの先生をひとりじめして90分間の人生レッスン💻

favorite読んでくれた人へのメッセージ

読んでくれてありがとうございます🪻

あなたのいつもの風景に映り込む、印象的な存在はなんですか?

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