Kikiの日記『メモリアル』
visibility92 edit2025.02.11

2/11は、私にとって特別な日。
旅行やごく短い留学をのぞいて、初めて海外で暮らし始めた日だから。
7年前の今日、4歳の息子と生後7ヵ月の娘を連れて、飛行機に乗った。
その前の年の4月から、夫は単身赴任(最初は国内→10月から海外)で、私は2人目の妊娠後期と産後間もない日々を、母1人子2人で過ごした。
一人暮らし経験もなく、「世帯主」になったのは人生で初めてのことだった。
引越し準備も、ほぼ一人で進めた📦
荷物を積んだトラックを見送った時、雪が降っていたのを覚えている。
正直、あの時期のことは必死過ぎてあまり覚えていない。
毎晩不安で寝つけなかった。
もし私が倒れたら、子どもたちはどうなっちゃうんだろう?
新しい生活はどうなるんだろう?
赴任地から夫が迎えに来てくれて、やっと家族4人で暮らせるようになった。
今日はその記念すべき日。
真冬の日本から、常夏の南の島へ🏝️
2日目から息子の幼稚園見学に奔走し、まんまと熱中症になった。
知り合いなんて一人もいない。かかりつけの病院も、行きつけのお店も、人生何もかもがリセット。
船で引越し荷物が届くまでの1ヵ月は、最低限の装備で、まるでキャンプみたいな生活だった⛺️
日本と違う作りの家、外国製の家電、使い勝手の悪いキッチン…
家の中ですらアウェイな感じだった。
一歩外を出れば、飛び交う外国語💬
目に入るもの、におい、湿気、何もかもがそれまでと違う。
コンフォートゾーンなんてどこにもない。
これまでの常識が通用しない。
買い物に行っても、見たこともない品ばかり。
原材料や原産国のラベルとにらめっこして、気づいたら2時間も店内にいた、なんてことも。
それでも子育ては待ってくれないし、まだ0歳児を抱えて夜ぐっすり眠ることもできなかった。
リラックスしたくてもバスタブはないし。
自律神経が完全にバグっていたと思う。
しんどかったし、帰りたかったし、気候も文化も、適応できない自分も何もかもが嫌だった。
最初の頃は「海外駐在 離婚」とか検索していた📱(笑)
最初の数ヵ月で、体重が10%も減った。
病院でカウンセリングの予約を勧められた。
12階のバルコニーから、下を見つめていたこともあった。
一時帰国を挟んで、少し持ち直すも、今度はコロナ禍で2年半も日本に帰れなかったり。
病む要素ならいくらでもあった。
あー、しんどかった。
あの頃の不安や孤独と比べたら、今の暮らしのなんと平穏なことか🍀
ひとつひとつ、乗り越えてきた。
いや、別に乗り越えられなくても、解決できなくても、立ち止まっていただけでも、時間と共に自然消滅した問題もたくさんあった。
大好きな人たちと離れるのはつらかったけど、その代わりに煩わしい繋がりもみんな自然消滅👋
常に悩んでいるけど、もう1年前の悩みとか思い出せない。
惜しむキャリアもない。
飽きっぽく好奇心旺盛でリセット願望強め。
私は意外と駐妻に向いていると思う!
海外生活、8年目突入〜🎊
今は、すこぶる元気。
本当によくやってる💮
生存こそ正義!
いつか無事に日本に帰る日まで、家族みな健やかでいられることが最大の目標✨
( 心のBGM:『Life is Beautiful』/ 三浦大知 )
今日よかったこと♪
・プライベート相談に乗ってもらった💻ココトモ相談員になって良かった🥹もらったエネルギーを、循環できるようがんばる🧡
・海外で暮らすママたちのおしゃべり会に参加💬ワシントン、ミシガン、メキシコ、東京…それぞれの地でみんながんばっているなぁ🙂↕️
・アスパラガスとエリンギとハムの炒め物が美味しくできた✌️アスパラの日の通りが絶妙♪
読んでくれた人へのメッセージ
読んでくれてありがとうございます🪻
個人的記念日は何かありますか?㊗️
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