吉南病院

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school院長紹介

院長：綿貫　俊夫

当院は戦時中に海軍通信学校が使用していた土地と建物を利用して、昭和30年（1955年）11月15日に吉敷郡鋳銭司村に村立病院（開設者は鋳銭司村長）として開設されました。この「鋳銭司」という地名は、平安時代に貨幣を造る役所がおかれていたことに由来し、維新の十傑に数えられる大村益次郎の生誕地としても有名なところです。その大村益次郎が医師であったことから、この地に医療の一大拠点を創るため当院が開設されたものと考えられます。その後経営母体は医療法人清和会へと引き継がれ、平成17年6月の新病棟建設を経て現在に至っています。

当院は開設当初より「山口県一の精神（科）病院にすること」を目標にこれまで60年以上を歩んで参りました。病院の目の前には江戸時代に干ばつを避けるために築かれた人工の湖「長沢池」があり、当院の窓からは美しい湖の風景に加えて湖の中に建つ鳥居や野鳥の姿を観察することができ、疲れた心を癒すのに最適な治療環境が広がっています。この地の利を最大限に生かして、職員一同真剣に当院を山口県一の精神科病院に作り上げて行きたいと考えています。

当院に来て良かった、当院があって良かったと言われる病院を目指して、当院は令和の時代を患者さんと共に歩んで参りたいと考えています。

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