さてさて、今日お伝えする内容は、僕の頭の中にある「理想のココトモ」2015年版のイメージです。ココトモを立ち上げ今まで感じてきたことを踏まえて「今年2015年にどんな活動を目指したいか」僕なりに考えてみました。
それでは、はじまりはじまり☆
- ◆目次
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※読了目安:15分
第1章では、僕がどのような考えでココトモを作ったのかを説明することから始まり、活動開始から今までの間にどのような変化が起こったのかについて触れ、最後に、今の僕が思う「理想のココトモ」について伝えていきます。
1.ココトモの今までの流れ
まずは、僕がどのような考えでココトモを作ったのかについての説明になります。ちょっと、つまらないかもしれないけれど、、、この考え方を知ってもらうことで、今僕の頭の中にある「理想のココトモ」イメージが生まれた経緯を理解してもらえるのではないかと思います。
ココトモを作ったときに考えたこと
僕は事業を生み出すときに、いつも最初に「コンセプト」と「ターゲット」の2つを決めます。
「コンセプト」は、どんな体験を提供したいか。
「ターゲット」は、どんな人に提供したいか。
ざっくりと説明するならば、こんなイメージです。
皆さんご存知のように、ココトモのコンセプトは「友達として相談にのる」です。それは、僕自身がメッチャ病んでいたときに、友達の存在に救われたから、ココトモに訪れる方たちにもその気持ちを感じてほしいと思って決めました^^
そして、ココトモを作ったときのターゲットは「人と関わるのが怖いけれど、誰かに自分の気持ちを理解してほしい人」。すなわち、僕!です。ターゲットを僕にして事業を作れば、僕と同じような気持ちを抱える人にとって、ココトモが救いの場所になるからです。
こうして、コンセプトとターゲットという2つの軸が決まったら、次に「商品」「サービス」「空間」を決めていきます。
軸があることで、
「商品」は、webだけでやり取りできるメール相談がいいな。
「サービス」は、フレンドリーな文体だったり心寄り添えるものがいいな。
「空間」は、心療内科みたいな雰囲気でなくポップなオレンジ基調がいいな。
など、具体的な方向性が見えてきます。
そして、ココトモは「友達として相談にのる」がコンセプトの『無料メール相談サービス』サイトとして立ち上げました☆
これが2013年3月の話です。
ココトモを始めてからの変化
事業の形が定まり活動を始めたココトモですが、2年近い活動の中で、僕自身がたくさんの良い影響をもらって変化していきました。
具体的には、人と関わることが怖くてwebの中に閉じこもっていた自分が、リアルで人と関わってみようと思うことができました。また、一人で運営していた自分が、誰かと一緒に同じ目標に向かって進みたいと思うことができました。
そうした自分の変化と共に、
ココトモでは体験会などの「人と関わるイベント」を開催するようになったり、今のような「各Gによる運営体制」の取り組みが始まったりしました。
付け足し付け足しで、今のココトモがあります笑
結局、僕はココトモをどんな場所にしたいのか
付け足し付け足しで、色んなことを見境いなく取り組んでいるように見えるかもしれませんが…。結局のところ!
僕がやりたいことは、
『自分が体験して良かったことをみんなにも提供したい』
その想いだけなんですよね。
ウソは嫌いなので正直に言ってしまえば、
“一人でも多くの人が自立できる社会にする”なんて壮大な夢もなければ、
“日本から自殺をなくしたい”なんて正義感もありません。
僕は、自分自身の居場所がなく感じてとてもツラい時期があったので「悩みを抱える人たちの居場所を作りたい」って今も昔も変わらず思ってるんですよね。いや、それ以上に、自分の居場所がほしいだけなのかもしれないです笑
そしてその”居場所”というものが、そのときどきの自分によって少しずつ変わってきた結果、色んなことを試して付け加えてきたのだと感じます。
2.ココトモのこれからの流れ
今までの流れを踏まえて、理想のココトモを考える
そのようにしてターゲットである僕自身が変化してきたので、ココトモを立ち上げてから今までは都度サービスを付け足してきました。
そのため、ここらでいっちょ「ターゲット」を見直して、1からまた「商品」「サービス」たちを考えることで、理想のココトモを考えてみようと思ったわけなのです☆
ターゲットは3つの僕
「理想のココトモ」と言ったところで、結局は「僕がココトモを通じて体験して良かったこと」を考えるだけなのでそんなに難しい話ではないのだけど…笑
今回、理想のココトモを考える上で、ターゲットを3つの僕にしました。
Ⅰ.人と関わるのが怖いけれど、誰かに自分の気持ちを理解してほしい僕
Ⅱ.人と関わる一歩を踏み出すことで、その喜びを知ることができた僕
Ⅲ.仲間と苦楽を共にしながら与える側になることで、居場所が広がった僕
そして、この3つの僕を軸にして、
最初と同じように「商品」「サービス」たちを考えてみました。
そして生まれた「理想のココトモ」イメージ
そうやって「商品」「サービス」たちを考えて、
自分の変化してきた経緯に合わせて並べてみたものが下記になります☆
Ⅰ.webで居場所をつくる
①掲示板
②メール相談
③skype相談
↓
Ⅱ.リアルで居場所をつくる
④相談会(1:1→少人数→大人数)
⑤お話会(1:1→少人数→大人数)
⑥交流会
[SPECIAL]ココトモハウス
↓
Ⅲ.与える側(メンバー)になり居場所を広げる
⑦相談メンバー
⑧運営メンバー
⑨リーダー
Ⅰ~Ⅲは3つの僕が基準になっています。
「Ⅰ.人と関わるのが怖いけれど、誰かに自分の気持ちを理解してほしい僕」は「webの居場所」によって救われ、
「Ⅱ.人と関わる一歩を踏み出すことで、その喜びを知ることができた僕」は「リアルの居場所」によって救われ、
「Ⅲ.仲間と苦楽を共にしながら与える側になることで、居場所が広がった僕」は「メンバーとの活動」によって救われました。
そして、Ⅰ~Ⅲに至る経緯をさらに細かくすると、
①~⑨のステップを通じて僕はココトモと一緒に成長してきました。
つまり「このステップ=僕が体験して良かったこと」であり、このステップを提供できる場所をこれから作っていきたいです!
ココトモを利用する人は、Ⅰのときの僕と同じような人もいればⅡのときの僕と同じような人もいるので、自分に合ったステップから利用できるサイトにしていきます。
ちなみに、サイトのプチリニューアル時には、この構想を踏まえて作ったので、開始予定のサービスなんかも載せているわけなのです。
そんなわけで!
これからココトモはこのステップを提供できるサイトを目指して活動していきます!
第1章、読んで頂きありがとうございました。そろそろ眠くなってくる頃だと思いますが、もう少しばかりお付き合い頂けると嬉しいです(*´`)
第2章では、「理想のココトモ」へ向けてこれから取り組むべきことを考えていきます。
1.ココトモがこれから取り組むこと
ココトモの理想図を見てみる
ここからは、「理想のココトモ」へ向けて、これから取り組むことを考えていきます。
Ⅰ.webで居場所をつくる
①掲示板
②メール相談
③skype相談
↓
Ⅱ.リアルで居場所をつくる
④相談会(1:1→少人数→大人数)
⑤お話会(1:1→少人数→大人数)
⑥交流会
[SPECIAL]ココトモハウス
↓
Ⅲ.与える側(メンバー)になり居場所を広げる
⑦相談メンバー
⑧運営メンバー
⑨リーダー
1章で生まれたこのステップを、横向きの図で表してみます。
横向きにすることでよりステップ(階段)が伝わりやすくなったのではないかと思います。
ココトモ全体としてこのステップを作り!
訪れた人が自分に合ったステップを選ぶことができて!
選んだステップから次のステップに上るように育っていく場所!
このステップを作ることができたら、「悩みを抱えていた人がここで励まされ、人と関わる一歩を踏みだし、そしていつか与える側になっていく」連鎖が生まれる場所になり、それってものすーーーっごくステキだと思うのです!思いやりが循環しながら広がっていく、そんな場所を目指していきたいです☆
しかし、それを叶えるためには現状だと色々と課題があります。そのため、次からは課題について考えていきます。
現状の課題:Ⅰ~Ⅲについて
理想のココトモを形にするための課題について、
まずは大きな枠から見ていきます。
現状この図で示すように、
Ⅱ→Ⅲの流れはスムーズにいっています。
それは、現状「体験会」などのイベント参加者のほとんどが、メンバーになってくださっているからです。
しかし、
Ⅰ→Ⅱの流れはまったく作れていません。
今のココトモイベント参加者はボランティアサイトなどからのメンバー希望者がほとんどで、ココトモの相談者さんではないんですよね。
つまり、理想のココトモを目指すためには、
「Ⅰ→Ⅱの流れを作ること」=「相談者さんがリアルの場に訪れてくれること」に力を注ぐことが何よりも重要な課題になります。
そうすることでⅠ→Ⅱ→Ⅲの流れが生まれます☆
大きな枠で見たときにはそのような課題があることが分かりました。
現状の課題:①~⑨について
次に、①~⑨のステップについて、
課題がどこにあるのかを見ていきます。
まずは、①掲示板②メール相談について。
現状だと、
「掲示板対応やメール相談対応が追いつかないこと」や、
「メール相談者さんの利用率が下がってしまったこと」などが課題にあります。
先ほど挙がった「Ⅰ→Ⅱの流れを作ること」を改善するためにも、
①②については、これからキャパを広げていくと同時に「ココトモに相談して良かった、次のサービスも利用したい」と思ってもらえるような対応をできる場所にしていきたいです!
そのために現在、「システム面での強化」に取り組んでいたり、後述しますが「メンバー制度の強化」に取り組んでいます。システム面&メンバー面ともに強化して、①②の課題を改善していけたらいいな☆
次に、③skype相談④相談会(対面相談など)について。
現状、①掲示板②メール相談を利用してくれた方の次のステップが⑤お話会(体験会など)のイベントになっています。
自分自身で考えてみると、人と関わることが怖かった自分が、いきなり集団の場で自分のことを話すというのはなかなか難易度が高いなぁと感じます。そのため、③skype相談④相談会(対面相談など)という上りやすい高さのステップを作ってあげることで、Ⅰ→Ⅱの流れが生まれるようになるのではないかと思います。
現在、③skype相談④相談会(対面相談など)を実現するための準備を進めています。2,3月から少しずつ形になっていくと思うので、楽しみにお待ちください。そして皆さんの協力を多分に求めると思うので、どうかお力を貸して頂けると嬉しいです…!
次に、⑤お話会(体験会など)⑥交流会について。
ここについては、イベント参加者のほとんどが⑦相談メンバーになってくれているため、大きな問題はありません。
ですが、現状は「体験会は一度だけ参加するもの」という認識も多いので、今後はステップを意識しながらリピートしたくなるようなサービスに強化させていこうと考えています^^
次に、⑦相談メンバーについて。
相談メンバーにおいては、相談活動自体においての不備はそこまで多くない(と思っている)のですが、今は組織もろもろに問題を抱えていると認識しているので次のステップに進みたいと思います。
ラスト、⑧⑨運営メンバーについて。
運営メンバーは⑦相談メンバーたちが「相談活動を快適に行う」ための土台を支えるためのものですが、僕のはじめた組織化がとても考えの浅いものだったので、本来の「相談活動に割けたパワーの総量」を逆に減らしてしまっているような現状があります。
この⑧⑨の仕組み(=メンバー制度)が整うことで、①掲示板②メール相談により良いサービスが提供できるようになり、Ⅰ→Ⅱ→Ⅲの流れを作ることができるため、改善していかないといけない課題ですね(;_;)
メンバー制度については現在、半年間運営してみた反省点を洗い出して、コアメンバーたちと改善案を日々考えています。おそらく、3月頃に大きな改変を伴った発表をできると思うので、そちらも楽しみにお待ちください^^
以上、少し長くなりましたが各ステップごとの課題を見ていきました。
これらの課題を改善していくことで「理想のココトモ」を形にしていくことができる(と思っている)ので、2015年はココトモ全体として上記の取り組みを行っていきます!
そして次はいよいよ、ここまでの流れを受けての「まとめ」になります☆
まとめ
いやはや、皆さま。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
文章でどこまで伝えることができたかは分かりませんが、僕なりに書いては消してを繰り返して、伝える努力をしてみました(;_;)
実は、ここまでの内容をまとめると、
大半のメンバーの活動において大きな変化はありません。
うん。もう一度伝えます。
大半のメンバーの活動において大きな変化はありません。
強いて言うなれば「目の前の相談者さんを、今まで以上に大切にしてくれたら嬉しいな」ということぐらいです。それによって次のステップに繋がってくれる方が増えると思うので!
では、なぜ今回この内容を伝えたのかと言うと、
ここで改めて皆さん1人1人に「ココトモのメンバー」として、
・ココトモはどんな想いで活動してきたのか
・ココトモに集うメンバーそれぞれの役割は何なのか
・1人1人の活動が、どこへ繋がっていくのか
そんなことを知ってもらいたかったからです。
ただ、それだけです^^
皆さん1人1人がこれから目指そうとしている取り組みを知ってくれているだけで、多分、目の前の相談者さんに対する接し方が変わったり、「良かったらskype相談も利用してみてください」なんて声かけが生まれたり、全体として「理想のココトモ」に向かって動いていけるんじゃないかなと思っています。
今後「skype相談など新しいサービスの開始」「組織の改変」など、ココトモとして色々な変化を起こすと思いますが、それらはすべて「理想のココトモ」を形にしていくためのものだということを、頭の片隅に入れておいてください☆
この「理想のココトモ」は、今は「僕の夢」ですが、だんだんと僕の夢から「みんなの夢」になっていったらいいなと思います。どうか、これからも皆さんの興味が沸く範囲で、助けてもらえたら嬉しいです(*´`)
おまけ「ボランティアの枠をこえて」
最後におまけとして、、、
別の側面から「ココトモの今後の在り方」について1つ伝えたいと思います。
ココトモは今後、無料サービスに留まらず、現在の「体験会」イベントなどに加えて、今回示した「Skype相談」や「対面相談」などの価値あるサービスを展開することで、収益を上げていきます。
収益を上げて、理想のココトモを作るために割いたり、広告をかけて利用者を増やしたりしていけたら、より活動を広めることができるからです。
そして何よりも、、、。
半年間、組織化を行ってきて、ココトモのためにものすごく時間や想いを割いてくれるメンバーがいることを知りました。そういったメンバーたちの姿を見るたびに、何かを返したい気持ちが強くなったので、キチンと報酬として渡せるような事業にしたいと思っています。
ココトモとの関わり方はそれぞれの自由なので、あくまでも今までのボランティア枠に加えて「報酬の発生する活動にチャレンジもできる枠」が増える形になっていくと思います。そんなことも考えているので、また今後の展開を楽しみして頂けると嬉しいです☆
以上になります!
最後まで読んで頂きありがとうございました☆