文化の輸入と日本人
visibility2,382 edit2015.03.28
ぬいです
前回のブログで日本の社会に何か“変化”があったのではないかと書いたところ
文化の輸入、ネットの普及というキーワードを頂いたので
今回は“文化の輸入”ということについて少し書いてみようかと思います
注意事項としてこのブログは私の個人的な意見であり、勝手な憶測ばかりで、何一つ裏付けとなるデータはないことを先にお断りさせていただきます
海外からの文化の影響
我々日本人は古来より海外から様々な技術や学問を取り入れることで発展してきました
例えば、私達が毎日食べているお米もそもそもは中国大陸から稲作の技術者が渡ってきたことによって日本でもお米を食べられるようになったくらいで、海外から渡ってきた様々なものが今ではすっかり日本文化に溶け込んでしまっています
よく考えてみると海外から影響をうけていないものを探すほうが大変なくらいです
古代の日本は主に中国大陸からいろんなものが渡ってきました
とはいっても、シルクロード伝いで欧州あたりまでとつながっていたみたいですが
その後、15世紀に入って欧州の大航海時代になると欧州人が直接日本に船でやってくるようになります
鉄砲が日本にやってきた時代ですね
その後江戸時代に入ると日本は海外との交流を制限するようになります
けれども蘭学やらなんやら江戸時代の人は結構海外に詳しかったみたいです
そして明治維新
日本を西洋国家と肩並べできるようにするために様々な西洋の文化を輸入しました
この頃には西洋からいろんな言葉が入ってきていてそれに対応する日本語がたくさんつくられたわけです
恋愛って言葉も実はこの頃海外から輸入されました
明治時代から戦後と現代
明治時代から日本は西洋に認められる国になるよう努力を重ねていくわけですが
日本の伝統と西洋の考え方の間に全く溝がないわけではないので
その辺りの折り合いをつけていくのはとても複雑で難しい作業だったのではないだろうかと私は思います
ここで一つ大切なこと
西洋の文化も日本の文化もどちらも素晴らしいものであるということ
このことはとても大切な考えただと私は思っています
しかしながら、西洋人に日本の文化が素晴らしいということを認めてもらうのも、これもまた大変なことだったのだろうと私は思います
明治、大正、昭和と時代は流れて行きます
そして日本は大きな戦争に負けます
日本が国として戦争に負けるのは日本の長い歴史のなかでもほとんどないことです
敗戦国である日本に連合国による統治が始まります
すぐに日本は独立を回復することができましたが、その結果、西洋の考え方が今まで以上にたくさん入ってくることになります
明治から戦後をこえて、現代
西洋文化に対する日本人の考え方ってどうなんだろうかと私は思います
西洋文化というものが日本文化より優れている
そんな考えを日本人自身がもってしまっているのではないだろうか
そんなことを私は考えてしまいます
そしてそれはとても悲しいことだと私は思います
海外の文化と日本人
日本は昔から海外の文化を輸入することで発展してきました
海外の文化を素直に取り入れる
これはとても良いことだと思います
しかしながら、日本の今までの考え方、伝統も同じように大切にしていく必要があるのではないだろうかと私は思います
その両方を大切にしていくこと、それが一番なんじゃないかと私は思います
情報社会となった現在ではやりとりされる情報量は一昔前に比べれば段違いです
つまり、海外からやってくる情報も山のようにあります
そんななかで自分たちの文化を見失ってしまっている
そして、自分たちの文化が古臭いだけにものだと考えてしまっている
そのことが、今の日本人のココロを不安定にさせている一つの原因なのではないだろうか
なんて考えてみたりするんですが
なにせ、なにか文献の裏打ちがあるわけではないので
全部私の妄想ですw
最後まで読んでいただけた方、ありがとうございます
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