心理学と妖怪

今回はある人物の紹介です

井上 圓了(1858〜1919)

哲学館(現東洋大学)の設立者

著書に『心理摘要』、『仏教心理学』、『妖怪学講義』など

井上圓了とはどんなひと?

井上圓了は、日本の学者であり、幽霊、鬼神、狐狸、人魂、さらには占いや呪い、暦や方角の吉兆についての概念を研究し、「妖怪学講義」を著した。

圓了は妖怪を「異常にて不可思議なもの」と定義し、妖怪学とは「妖怪の原理を論究してその原理を説明する学」と定義した。

現実に人々が妖怪を特別なものとして語り、畏怖し、行為するという、妖怪が妖怪として生み出される仕組みにこそ円了は注意を向け、妖怪を妖怪たらしめているのは「心」であるとした。

井上圓了と心理学

圓了は妖怪を研究する方法として心理学を重視し、妖怪を応用心理学の対象のひとつとした。

妖怪における研究の中で、「月の錯視」などの知覚現象、記憶、失念術といった現代の一般心理学で扱われる現象や、夢や夢告、睡眠や催眠状態といった現代の異常心理学の分野、精神病や信仰療法といった現在の臨床心理学で扱われる分野など様々な現代の心理学に通じる業績を残した。

こっくりさん

圓了はこっくりさんを「Tabel-turning、テーブルの周りに数人が集まって、各々手を出して軽くテーブルに触れると、テーブルがひとりでに回転する現象」であると説明した。

その一つの有力な説明として、コックリさんは注意集中 によって予期暗示が無意識的、自動的に生ずるものだと心理学的に解説している。

現代における妖怪と心理学

現代においても「妖怪」は心理学のひとつのテーマとして研究されており、また民俗学などの他の分野と心理学が共同で研究されるテーマとしてもあげられている。

妖怪の研究は、心理学において様々な新しい発見をもたらしてくれるのかもしれない。

というわけで、

妖怪と心理学って意外と関係が深いんだなと

少し興味があったので書いてみました

詳しいことは私もまだまだわからないのですが

これからもっと妖怪の勉強をしてみたいなと感じました。

というわけで妖怪の勉強にぴったりなYoutubeのチャンネルを貼っておきます

【妖怪解説】四方山安国寺

https://www.youtube.com/channel/UCrlODfmKgj3B1t4dXTiyKlA

 参考文献

1)井関大介(2017)『井上円了の妖怪学と心理学』,井上円了センター年報(95)95−116

2)恩田彰(1989)『井上円了の心理学の業績』,井上円了の学理思想 232−249

3)竹村牧男, 軽部幸浩, 高橋綾子, 飯倉義之,吉川肇子,桐生正幸(2020)『妖怪と心理学 私たちが得たもの 失ったもの』Japanese Journal of Applied Psychology  46(1)63-89

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