先生からのいじめ対処法!苦しんでいるあなたに伝えたいこと

「いじめ」と聞くと、同級生同士・子ども間で起こるトラブルのようにも思えますが、必ずしもそうとは限りません。
今回は中でも、「子どもが先生からいじめを受けている場合」に焦点を当てて、対処法などをご紹介します。

目次

これっていじめ?指導?先生からのいじめの判断基準

先生から強く叱られたり、ものを取り上げられたりして嫌な思いをしても、「指導の一環だから」と言われると、自分が悪いかのような気になってしまいますよね。
いわゆる「いじめ」は、以下の要素を満たすかどうかで判断します。

  1. 反復性:相手が嫌がることを複数回行う
  2. 同一集団内:その行為が常に特定の集団内で起こっている
  3. 立場の不対等:行為者が優位な立場にある、片方が一方的に貶められている
  4. 故意性:嫌がっていることを理解した上で行っている
  5. 傍観者の有無:1対1ではなく、周りに傍観者がいる

もちろんこれに当てはまらないいじめもありますが、少なくとも、5つすべてに当てはまるものはいじめだと言えます。

(引用元:いじめとは?いじめの定義や種類、判断基準を解説

例えば、やめてほしいと何度も伝えているのに繰り返される場合や、クラスメイトたちのいる前で厳しく叱責される場合には、先生や周りの人が「指導だ」「ちょっといじっただけ」と言っても、「いじめ」に当たると言えます。

ただ、これはあくまで一例に過ぎず、該当しないとしても、あなたが不快な思いをしているのなら、辞めるように先生に働きかけたり、担任を替えたりする必要があります。
何か困っていることがあったら、別の先生や家族、周りの大人など、誰かに相談してみてください。

先生からいじめを受けた時の対処法

まずは大人に事実を伝えよう

もしかしたらあなたは、「いじめに遭っているなんて知られたら、バカにされる」「自分が弱いせいだと思われる」「先生がそんなことするわけないって思われる」などと考えて、相談することをためらっているのかもしれません。

でも、それは間違いです。
少なくともわたしたちは、全力であなたの味方になりたいと考えています。

先生から嫌なことをされている、理不尽な目に遭っていると感じるのなら、まずは信頼できる大人に相談してください。
先生に対して、生徒が直接何かをすることは難しいし、事態が悪化しかねないからです。
大人一人ひとりができることはそう多くはないけれど、大人たちが協力すれば、学校の環境をより良くして、あなたが楽になる方法を見つけることができるはずです。

リアルの場で相談することが難しかったら、まずは匿名性のサービスを使うのも方法の1つです。

いじめの証拠を集める

周りに信頼できる大人がいて、その人が相談に乗ってくれたら、そこからはその人のアドバイスを参考にしてください。
もしも、「相談できる相手がいない」「信用してもらえない」と感じても、泣き寝入りして耐え続ける必要はありません。

たとえば悪口を言われるのなら、いつどこでどんなことを言われたのか、メモに取れる範囲でいいので、取ってみてください。
ものを壊されたら、それは捨てないで。
相談して無視をされたのなら、どんな相談をしたのか、どんな返事だったのか。
事細かくメモしておけば、それはあなたが理不尽な目に遭ったという証拠になり、あなたを守ってくれます。

可能なら、レコーダーなどで録音・録画できると、より強い証拠になります。
ただし、その録った音声をネットに流したり、他者に広めたりしては、信頼してもらえなくなってしまいますから、注意してくださいね。

外部機関に頼る

先生に相談しても対応してもらえないなら、学校外の人を頼りましょう。
具体的には、「教育委員会」や「24時間子供SOSダイヤル」、「みんなの人権110番」などがあります。

具体的にどんなことをされたのかなど聞かれると思いますが、話したくない部分は無理に話さなくて大丈夫です。
正直に「そこは詳しく話したくないです」と伝えるようにしましょう。

まとめ

今回は、先生から不当な扱いを受けている方へ向けて、対処法などをご紹介しました。
相談機関を利用したり、まわりの大人に協力を仰いだりして、ひとりで抱え込まないようにしてもらえたらなによりです。

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