狐狼の日記『昔話2『感情を捨てた話』』

おはようございます。
今日は少し慌ただしいというか忙しくなる狐狼です。
前回の日記に引き続き、昔話をしたいと思います。

私には、欠落しているものがたくさんあります。
その最たるものが、感情です。

先に言うと、感情を捨てたい、心がなくなればいいのにと思う方へ。
中途半端に願うと、あとが大変ですよ。
アレとコレは残してなんて出来ません。
感情ってどうやら1セットみたいです。

さて、昔話に戻りますが、私は感情を捨てた。

多重人格の人格に付与する形で捨てました。
それほど私にとっては感情が不要で、その人生が耐えがたいと感じたのでしょう。
*この点については昔話1をご参照ください*

しかし、記憶と感情のカケラだけが残ってしまった。
それゆえに苦悩が始まりました。

いじめられた時の記憶に呼応してカケラが反応する。
家に居辛い時の記憶や状況がよみがえりカケラが反応する。
この先の不安が呼び起こされてカケラが反応する。

生き地獄だなと思いました。捨てたはずの感情にもてあそばれるように、まるで捨てた感情の呪いのようにカケラが反応しては苦悩する毎日。

皆が喜ぶ理由が分からない。皆が悲しい理由が分からない。皆が怒る理由が分からない。皆が楽しい理由が分からない。

喜怒哀楽の欠けた私は、まるで中途半端なAIのようになりました。

そして、そんな日々が、今も続いています。
未だに捨てた感情は戻ってこず、拾いたくても拾えない。
そう、感情だけが幽霊のようになってしまったのです。

以上、私が感情を捨てたお話しでした。ではではまた近いうちに更新します。

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・日記を書いた。
・出かける準備をした。
・出かけた。

favorite読んでくれた人へのメッセージ

読んでいただきありがとうございます。
次回は少し時間が開くか、開かないか分かり兼ねますが、更新お待ちいただけると幸いです。

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