ちーの日記『きんさんぎんさん』

 きんさんぎんさんをご存じだろうか。
 平成初期にTVCMに出演するなり、『100歳の双子のお婆ちゃん』としてマスコット的な人気を誇ったご姉妹。
 昨日、SNSを見てたらこんな投稿が目に入った。
 『きんさんは当初認知症の初期症状が出ていたが、マスコミに引っ張り回されて外出する機会が増えて若返っていった』
 確かにはっきり物を言うぎんさんに対し、きんさんには置物のような可愛らしさがあった。
 その投稿に添えられたコメントはどれも愛があって微笑ましかった。時間を忘れて読み進めた。

 最初にうつ病と診断されたとき医者(ジジイ)は確かに言った。
 「女の人は外に出ないと老けるから」
 女は、老けちゃ悪いのかよ💢 TVを見ると『若見え』とか『若々しく』とか。アジア圏の若さ信仰。

 でもでも男性だってそうなのだ。老け込むのだ。髪が抜けて焦るのだ。

 SNSのフォロワーさんが『先日脳梗塞で倒れた父が帰ってくるので、家中につけた手すりの最終チェックをしています』と投稿していた。うわぁ、お父様悔しいだろうなぁ。うちの母だって骨折して要介護3になってレンタルされた杖を『みっともない』と使おうとしなかった。結果、外出の機会が減った。買い物は私任せ。徐々に体調は悪化していった。心身共に老け込んだのだ。

 私は『人生100年時代』という言葉が大嫌い。そんなに生きたくない。うんざりだ。そして『健康寿命』というのもある。自分の思い通りに体が動くのはもうあと10~20年くらいのものだろう順調にいっても。今ですらアパートの階段がきつい。去年乳がんで入院した時の同室のお婆ちゃんたち。落としたナースコールのボタンを拾う事も出来ない。そんな体で生きていたくないのだ。体は動かなくても心は動くと思うから、耐えられない。

 なんのために、生きるのか。どんな風に生きるのか。永遠の問いかも知れない。そして、支え。自分の意志で動く権利。自由。

 やるべき事があれば人は動ける。生きれる。そう信じたい。そしてそれを見つけたい。きんさんぎんさんみたいに100になってそれが現れたら、ちょっと嫌だなぁ…遅すぎるよ💦

star今日できたこと♪

昨日市役所で市営霊園の案内もらってきて、書類書いた。あとは投函するだけ。寂しいけど前に進もう。ちゃんと。ヘルパーさんとも打ち解けてきて会話が楽しい。人は一人じゃ生きられないね。身に染みてる。大事な事。気付けて良かった。それだって一人じゃ気付けなかった。感謝しよう。鯛釜めしいっぱい炊いて冷凍保存。お疲れ様。ラップそろそろ買おうね。お風呂洗剤と。生活! 取り戻せてきてる。

favorite読んでくれた人へのメッセージ

お読みくださり有難うございます。昨日のウエハースですが、8枚買えて1枚目で不死川兄弟神引きしました(ここで言うか❓)。4枚昼食に食べて、残り4枚はまだ開けてません。会社で食べます。楽しみ(何の報告)。『趣味』の『趣』という字は『走って取る』と書きます。好奇心のアンテナを伸ばして『生き甲斐』を常に探して走っていきたいです。もう見つけてる人、羨ましいです。負けるもんか🌟

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