蒲公英の日記『接客スキルについて』

今日、お気に入りのドラッグストアに娘と買い物に行った。
そのドラッグストアは全体的に値段が安いので、パンやお菓子、アイスなどを毎回ついたくさん買ってしまう。

ダンナに頼まれた葛根湯をカゴに入れ、私用の目薬を選ぶために商品を見ていたら、女性の販売員がスッと近づいてきた。
「目薬お探しですか? どういった症状ですか?」
私「あ、いえ、加齢で目が霞むので…」
私が手に持っていたのは、600円くらいのかすみ目用の目薬。
販売員「あ、加齢が原因の目薬はこれじゃないです!(キッパリ)」
…いや、ポップにも商品にも、加齢による目のかすみ目に…と書いてあるけど…。
私「あ、そうなんですか?」
販売員「加齢ならこちらです。これが効きます。この値段帯以下は、一本丸々使い切っても、ろくに効果出ませんよ。これ買うくらいなら、値段は倍以上でも、こっちを買うべきです(ドヤッ)」
販売員が勧めてきたのは、1個1700円くらいの目薬。
今まさに隣に立つ娘と話していたのだが……。
高いんだよ😭
600円の目薬でさえ、仕方ないなーと自分を納得させていたのに。
目薬に1700円もなかなか出せん💧
これを使わなきゃ失明するとかなら、もちろん買うけど。
私が逡巡していると、販売員はハッとして
「いえいえ、お好きなのを気にせず買われたらいいですよ。好きに買ってくださいね。でもやっぱり、その目薬は効果ないですよ。買うならこちらがいいですよ」と早口でまくし立てた。
私はもう、目薬自体を買う気が失せていた。
効果ないと言われてるのに、600円の目薬を買う気はないし、かと言って高い目薬を買うほど太っ腹じゃない。
他にも買い物あるので…とその場を離れ、手に持った目薬は、娘に売り場に戻してきてもらった。娘は少し嫌そうな顔をしていたが😂
目薬を戻すのを見ていた販売員が、レジに向かう私に近づいてきて
「すみません、そんなつもりじゃなかったのに。好きに買ってもらって良かったのに。目薬、高いのが嫌なら眼科に行けば安くでいい目薬もらえますよ!」的な事を言ってきて、「店長を呼びましょうか?」とまで言ってきた。
え?なんで?
いやいや、やめてくれ!
人をクレーマーみたいに扱わないで💦
目薬を買わずに、後でそっと(娘が)売り場に戻しただけじゃん!
文句も嫌味も言ってないし、確かに私の愛想笑いはぎこちなかったかもしれないけど。

分かるよ、販売員に悪気なんてなかったし、医薬品の売上ノルマがあったのかもしれない。でも接客がちょっと力み過ぎたのだろう。その接客のせいで、店(販売員)は600円の目薬の売上をのがした。
私は多分、もう、あのドラッグストアで医薬品を買うことはしないだろう。なんでかって、面倒くさいから。

これは私への教訓でもある。
私もホームセンターで働いていて、売上やカード獲得やら、毎日ヤイノヤイノ、店長から言われている。
内心うるせーなと思っても、仕事だからお客に声をかけるしかない。
でもやりすぎると、お客さんも嫌気がさして去っていく。
今日の私みたいに、無言で作り笑顔を浮かべながら。
接客って難しいなー。コミュニケーション能力が芳しくない私にとっては特に。
私も接客の力み過ぎには気をつけようと思った今日の買い物。

star今日よかったこと♪

息子に米あるか?と聞くついでに、他に欲しいものあるか?とLINEで聞くと一言。
息子「プレステ5」
うん、自分で働いていて買いなさい。
取りあえず、まだ生きてはいる模様。

favorite読んでくれた人へのメッセージ

今日、この駄文を読んでくれた方、ありがとうございます。

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