那津の日記『羞恥心がやばかった話』

昨日の話でっす!

僕は図書室で委員会の仕事をしていた。クリスマスも近いということで、図書委員がサンタやトナカイの帽子などを頭につけて仕事をする。
僕は委員長ということもあり、トナカイの角のカチューシャを付けていた。
カウンターに居るときは良かった。カウンターからでた瞬間、あまり親しくないめんどくさい友達と目があった。
「え〜那津かわいい! ちょっと待ってやばい。」
えぇ⋯⋯待つの嫌なんだけど。本を返してきたいんだけど。重いんだけど。
心のなかでそう呟いても友人に届くはずがない。僕はこっそりため息を付いた。めんどくさいのに捕まっちゃったな。はぁ。
「え、ちょっと来てみんな!」
え? いやちょっと呼ばないでよみんなを。
友人は図書室にいた友人のクラスの人をカウンターに呼び寄せた。
⋯⋯誰か助けて。
僕が引いているのを知る由もないこいつら。口々に感想を言う。
「え、可愛い!」
⋯⋯それは純粋に嬉しい。
「似合う!」
⋯⋯僕にトナカイとして生きて行けと?
「良いと思う!」
⋯⋯それはどういう感じの? バカにしてるのか素直にいいと思ってるのかどっち?
部活の後輩までカウンターに集まってきて
「え、部長! 可愛いじゃないですか!」
⋯⋯可愛い可愛い連呼しないで! 死ぬ!
恥ずかしさで死にそうになった1日。

favorite読んでくれた人へのメッセージ

読んでくれてありがとうございます! 昨日は本当に大変でした⋯⋯。僕の学校ってなんでああなんでしょう⋯⋯? まあ考えても謎が深まるばかりなので放棄しときます。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 知らない人って怖いですね。特にグイグイ来るところが⋯⋯。

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