5分で音楽通になろう。#001 ~【自演乙w】ラフマニノフとピアノ協奏曲第3番 前篇~
edit2015.12.05 2,495
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ようこそ、こたっちゃんです。
まずはコーヒーをどうぞ。
さ、さ、ゆっくりして。
座って(はやく!)
クラシック音楽、好きですか?
私は好きです。正確には、
クラシック音楽が好きな自分が、好きです。
クラシック聞いてる自分。カッコいい……。
まあ、
そんなヨコシマな気持ちもありますが、実際に聞くのも好きです。
CDやネットなどで音楽を聞き漁ったりもします。
そりゃ、バリバリ演奏している人や、資金が潤沢にあって古今東西聞きまくっている人に比べれば、聞く量やウンチクも屁の河童クラスですけれども。
ただまぁ、嗜むほどには好きです。
さて、
どんな曲が一番すき? と聞かれれば、悩みます。
じゃあ、どんなピアノ曲が一番好き? と聞かれれば、もっと悩みます。
でも、
じゃあ、
ピアノ協奏曲で一番好きなのは……、と聞かれれば?
即答できます。
『ラフマニノフピアノ協奏曲第3番』
1番でも2番でもなく、3番。
2も好きですけどね。
第3番は、
宇宙一美しいピアノ曲だと思います。
何が良いかっていうと、ロックを感じるんです。ロック。
ロック好きなんです。
もっとも難しいピアノ協奏曲という看板もしびれる。(今はさすがに、他の候補もありますが)
ただ、もっとも美しく、もっとも難しい曲というのは、やはりこれが一番じゃないかなーと、勝手に思っています。
3部構成で、2章と3章のつなぎ目は神。
まぁ、前置きが長くなってしまいましたが(好きなんだもの、しょうがないよね)
それは良いとして、
今日お話ししたいのは、
ずばり作曲者のラフマニノフ。
著作権も切れ、忘れ去られつつある大作曲家。
否。
【伝説の大ピアニスト】の話をしたいと思います。
【伝説の大ピアニスト】
ピアノ協奏曲第2番は、彼の楽曲の中でもっとも有名で文句なしですが(のだめでも千秋様が弾いています、これも千秋様がゲッというほどの難曲。あとはフィギュアスケートで浅田真央選手がプログラムに入れてたり……)
しかし、もっとも難しい曲。と銘打たれたのはこの第3番。
なんせ、
発表当時は「こんなんラフちゃん(作曲者)以外弾けん!!!!」とあらゆる演奏家から匙を投げられたエピソード月の曲です。
ですが、
現在ではそこまでデタラメな曲ではありません。演奏家の
技術が発達し、世界各地で演奏レパートリーとして取り上げる人気演目の一つです。
日本でも、年間に何回か誰かがコンサートしていますし、
名盤と呼ばれるCDもいくつもあります。
私にとっていちばん好きな演奏はマルタ・アルゲリッチの演奏(晩年のホロヴィッツもいいぜ!まじ聞けって!)なのですが、なんとこの曲、作曲家自身の自作自演が残っています。
なんせ、セルゲイ・ラフマニノフの活躍年代は1900年代前半。録音技術はすでに誕生しているのです。
後編へ続く。
シャリアピンステーキで有名なシャリアピンとのツーショット。
参照:LJF2014[http://www.lfj.jp/lfj_2014/performance/artist/detail/art_94.html]
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