人生を受け入れる。
visibility1,591 edit2016.04.15
これまでの会社、なんか癖がある人とか変なところばっかりでさぁ〜。
私はそんな風に感じることが多くて、だから適応出来ずに辞めたり、だからこそ耐えられなかったりした。
でも、少し笑い話風に人に話すと、友人含めて大抵こう返ってくる。
『それ、自分が引き寄せてるんだよ。自分が今までそうしてきたんだよ。』
私は、誰よりこの言葉に傷つく。
『悩みなさそう』よりも、傷つく。
これまで体壊すほど頑張ってきた、仕事人生を、全て否定されたような気がする。
私が体壊すくらい変な仕事や環境を選んだんだ、これまでの辛かったことは全て私のせいなんだ…
ここから、一念発起して、引き寄せての法則を書き換えて、『ネガティヴにならない、悪い人や悪い環境、会社なんか引き寄せないぞ!!』そんな風に思えたら、それは過去の失敗を糧に頑張って乗り越えたことになる。
だけど私は…そうじゃなかった…。
いつからだろう?3社目位から思い始めていて、友人に指摘されたのは5社目辺り。
『全部オハナが自分で引き寄せたんじゃない?』
ネガティヴなことも、性格を変えていかなければいけないことも、会社とプライベートを切り替えないせいだということも、気にしないって技術を身に付けられないから起こっていることだということも、全て自覚していた。
必死だった、いかに治すか、いかに気にしないか、いかに傷つかないようにするか。
強くならなきゃ、もっと気にしないように、適応力身に付けて、タフにならないと。
こんなんだから、仕事が続かないんだ、全部私のせいなんだ…。
私には、最初に書いたような『塗り替えること』は出来なかった。
何年も前から何度も挑戦したけれど、ダメだった。
ある時から、もうネガティヴや切り替えられないことを友人は指摘しなくなった。
『ネガティヴでもなんでも、オハナはオハナのままで良いよ。今更もう治せないんでしょう?』
この言葉を聞くと凄く楽だった。
自分に鞭打って頑張らなくて良いんだと思えた。
何年経ってもこのままで良いという理由が今見つかっているとしても、たまにポンと人から言われると、この言葉は私の古傷をえぐる。
あたしが悪いの?やっぱりこれまでの私いけなかったの?
そんな不安が過る。
まだ自身が足りない証拠でもある。
治せない私は、これを『悪いこと』ではなく、『個性』や『強み』とすることにした。
治らないなら、いっそ良い感じに使えたら良い。
切り替えが出来ない代わりに、一生やりたい仕事が見つかって、それをやっている私はとてもイキイキしている。
気にし過ぎな性格は、看板スタッフとして生かしている。
ネガティヴであれば、同じような人に共感できる。
何かしら良い意味づけや理由を見つけて、安心する。
乗り越えられないのは悪、だとは思わない。
乗り越えられないなら、もう仕方ない。性格として、生かしていけば良い。
切り替えられない他にも、私が普通の仕事が合わずに、フリーランスが合う理由はいくつかあった。
納得しないと仕事出来なかったり、これが本当に相手の為になっているか?と考えてしまったり、色々な要素が相まって、私は色々なところでつまづいた。
雇われが合わない、ということもあるんだと最近知った。
私は、こういう結論で収まった。
ううん、この結論が1番腑に落ちた。
頑張らずに、自分らしく仕事して生きる方法を探す。
人よると思う。
『悪いこと』として捉えて凄く頑張って、治そうと頑張って…それでもダメで、死にたい位までになったのなら、それを『うまく活かしてあって良いもの』にする方法もあるんだと思う。
そうすることで、自分のこれまでの人生が受け容れられるなら。
それで、死ななくて良いような気持ちになれるなら。
そのほうが、ずっと良い。
みんなが『短所』だと思っても、自分が『長所』だと思えれば良い。
数年間経って、出した結論。
それを治さないことで後悔しないか?と今日ある人から聞かれたけれど、私は後悔しない。
むしろ、治すことも頑張ることもずっと苦痛でしょーがなかった。
治らなかった自分を責めた。
だから、大丈夫。
悪いことの捉え方を変えて、活かして生きる。
こんな生き方も、あって良いって思う。
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