外国で学んだこといくつかご紹介します

仕事で10年ほど、海外3カ国住んでいたことがあります。そこで経験したことで、今の自分に少なからず影響を与えてることを紹介したいと思います。

①初対面でも、目が合ったらまず笑顔、そして簡単な会話

ホテルやアパートのエレベータとかで、初対面の人と一緒になることあるじゃないですか。大抵目が合いますよね。その時に口角を上げて笑顔を示し、「こんにちわ」だけでなくて、「調子はどうだい?」「ありがとう、まあまあだよ、君は?」「ちょっと寝不足かな、でも今日は何とか乗り切るよ」「幸運を祈るよ、良い一日を!」なんての普通にあるんですよね。こう言うの、2つの効果があって、一つは「自分は危ないやつじゃ無いよ」と態度で示すこと、これは結構危険な国では大事なんですよね。もう一つは、通りすがりでもちょっとした幸運の言葉を交わすことで、結構お互いがその日幸せな気分になれるんですよ。自分でも海外に行くときは必ずやるようにしてます。日本ではちょっと気後れしてしまいますけどね。。

②ミスを指摘する前に、しっかり相手に感謝を伝える。

ビジネスの相手や同僚、上司から、冒頭から日頃の関係や心遣いを感謝する言葉やメールを受け取るときがあります。その文章、言葉は大抵形式的なものではなく、本当に心からのものと感じられる表現、熱意で伝えられます。その後、「これはもしかして余計なことかもしれないけど」「僕からのあなたへの期待と思って聞いてほしいんだけど」などの前置きの後、極めて控えめにミスを指摘したり、行動の改善を求める言葉が続くときがあります。この時は、実は相手の本当に言いたいことは最後の部分なんですね。ここに気づいて「あなたの親切に感謝し、今後努力することを約束するよ」「いつも自分で気がつかない視点をくれるあなたと働ける喜びを今日も感じたよ」などと返すと、信頼関係が生まれます。日本ではまだいきなりミスを指摘する場面が多いけど、外国人には禁物です。私も日本から最初に海外赴任したときにこれをやってしまい、部下が辞めてしまったことがあります。あ、言葉のやりとりも大事ですが、勿論ミスをしっかり直すのも大事ですよ。

③外国語で話すときは、その国の人のキャラになりきると伝わりやすい。

最初海外赴任したときに、英語全くしゃべれなかったんですよね。日本の学校でも長年英語学んできたのに、ほんとだめでした。後から分かったんですが、これって「日本語話すキャラで英語を話そうとすると混乱する」だったんですよ。日本語で話すときは、いきなり自分の言いたいこと言うのはなんか失礼に感じるので、なぜ自分がそう考えたか、それはどういう理由で、とかを相手に話す前にきちんと準備しないといけない、っていうのあるじゃないですか。でもそれを英語にするの難しいので頭が混乱、ああ、今日もまた質問もできなかった、、みたいな感じだったんですよね。そこで周りを観察し、あるパターンを見つけてようやくスムーズにしゃべれるようになりました。それは、最初に相手の気を引く言葉「ちょっと困ったことが起こった」「助けてほしい」「君の助言を是非聞きたい」をまずストレートに伝え、あとは身振り手振りも交えてポイントとなる語句を強調しつつ、あまりあれこれ説明しすぎずに状況を伝え、最後にもう一度、最初に投げかけた言葉を言って相手の答えを待つ、というものです。そしてこの話し方してるときって、キャラが日本人では無くなっているんですよね。そういうキャラが身につくと、会話以外でも結構大胆な行動パターンもとれるようになります。ただ、逆にそうやって海外で大胆に行動していた人も、日本に帰任するとおとなしい日本人キャラに戻り、仕事もおとなしくなる傾向もあって、あれあれ、日本語って、、と思うこともありました。

こんなお話もよろしければ紹介していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

グアポ

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