一期一会

一期一会

という言葉、聞いたことがあると思います。また、この言葉を「好きな言葉」として気に入っていらっしゃる方も少なからずいるかと思います。

では、この“一期一会”という『禅語』の隠された意味、皆さんはご存知でしょうか?

 

一般的に理解・解釈されているのは、こんな感じでしょうか。

『茶道の心得を表した語で、どの茶会でも一生に一度のものと心得て、主客ともに誠意を尽くすべきこと。』

要するに、お茶会が毎回、一生に一回限りのことだと思って、真剣にやりなさいというのが原点のようです。

 

では、この説明で「なるほど~!」と理解できた方はどのぐらいいらっしゃるでしょう?

「なんとなく、漠然と理解できた様な・・・」

そんな感じではありませんか?

 

実は、この“一期一会”という言葉には、とても深~い意味が隠されています。

まず、“一期”という言葉ですが、これは「人が生まれてから死ぬまで」の事を言います。したがって、“一期一会”とは、

『一生に一度出会うこと』

初対面の人や、モノとの出会いに使われたりしますが、普段の生活において「すべての人」との出会いやコミュニケーションにも、当てはまる言葉なのです。

 

それはなぜか?というと、

いつも会っている人とも、もう二度と会えないかも知れない。

今回限りで二度と会えないかもしれない。

だから、今日という日との出会い、今日の生活、今日のお仕事が、もう今日限りでおしまい。

そう思って、家族とのかかわり、会社の人たちとのかかわりに、誠心誠意、誠を尽くして接しなさいという教えなのです。

 

私たちはSNSというバーチャルな世界で繋がっています。しかし、この世界は頻繁に人が「消える・増える」ということの繰り返しをしています。たとえ毎日の様に投稿やコメントで繋がりをもっていたとしてもです。

この“一期一会”で伝えたいのは、そんな時間・瞬間の「ひとつひとつ」は、「そんな状況の相手」は、一度だけだということ。とてもかけがえのない存在だと教えてくれているのです。

 

さて、もうひとつ大切なことが“一期一会”の言葉には隠されています。

それは、「人」と表現している。・・・ということは、「自分」も人ですから、自分に対しても問う言葉なのです。

私たちは、今現在の「自分も一度きり」だと、しっかり認識しましょう。と言われているのです。

人も自分も大切にして、今この時を精一杯気持ちよく過ごしていきましょう!

そう言っているのです。

 

“縁”あって、皆さんとこうして、ココトモで交流を深めることが出来る事への感謝。そして、投稿やコメント「ひとつひとつ」に、相手を思う気持ちや自分の誠意を持ちつつ、「今」「この瞬間」を大切に“言葉”や“文字”にして伝える。

そうすることで、言葉の行き違いや誤解を招くことなく、「風通しの良い人間関係」が成立するのではないでしょうか。

そして、それこそが“一期一会”の神髄なのだと思います。

 

意見の合わない人もいるでしょう。生理的にダメという人もいるでしょう。

でも、でもです。考え方一つで状況は一変するんです。

日常生活の中でも同じです。

せっかく、こうして“縁”があったんですから、気持ちよく過ごしませんか?

ココトモInstagramはじめました♪

このたび、ココトモの取り組みや想いを発信するInstagramをはじめました。ココトモメンバーたちが試行錯誤しながら運用してくれているので、ぜひ応援&フォローいただけると嬉しいです(*´`)

Instagramはこちら

コメント一覧

まだコメントがありません。

コメントを投稿する

コメントを投稿するにはログインしてください。

keyboard_arrow_up