辛い精神疾患との闘病生活が私にくれたもの
visibility1,156 edit2023.10.12

5年間の精神疾患との闘病生活が私にくれたもの
私は、精神疾患になって約、5年が経とうとしている。人が怖くて大学に通えなくなり、やりたかった部活も人が怖くて自分がいたら迷惑と思うようになり、バイトも続かなくて生きている意味がわからなくなり、祈るような思いで心療内科に電話をかけてから、もう5年が経とうとしている。タイトルに闘病生活が私にくれたものとあるが、決して前向きに捉えられているわけではないし、精神疾患になり、失った人や、物も多く、ならないに越したことはないし、むしろ、なる前に戻りたいと思っている。
でも、なったからわかる、辛さや、心の痛み、傷。人に傷つけられたから言葉を選べるようになった。心の痛みを味わったから、人の心の痛みや苦しい気持ちに気づけるようになった。
当たり前の日々が失われたからこそ当たり前の幸せさに気づけた。
失ったことも多いけど、得た物も多い。
未だに就職はできずにいる。就労支援B型で自分と向き合いながら生きる日々。辛くないと言ったら嘘になる。一歩外に出ればスーツを着た社会人、輝く同級生に胸が苦しくなる。
目に見えるものが全てじゃないのはわかっているが、傷つけてきた家族がそこまで苦しまずに私がこんなに苦しむ意味はあるのかと涙することも多い。
それでも私は思う。精神疾患との闘いが私にくれた物。それは、人の思いやりや、優しさに気づけたこと。私が思う以上に私のことを大切にしてくれる人がいたこと。失ったものばっか見てないで、得られたものにも目を向けて経験を財産といえるほど強くなりたいと思う毎日である。
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