比較の相手は他者ではなく過去の自分だと思った話。

こんにちは、さゆです。

今回は、タイトルに即して私の最近の経験をお話しします。

「つい近くにいる他人と自分とを比べて劣等感を抱いてしまう…」こんな気持ちがある方の参考になったら嬉しいです。

部活の先輩との比較

昨日のコラム(https://kokotomo.com/310262)でもお話ししましたが、現在大学2年生である私は、大学の部活動でオーケストラの打楽器を担当しており、今年度の7月初旬に開催された部活の演奏会で、ピアノ協奏曲のティンパニを担当していました。オーケストラにおけるティンパニは、「第二の指揮者」とも呼ばれるほど重要なポジションとされています。

同じ演奏会で、別の交響曲でティンパニを担当していた4年生の先輩がいました。その先輩はティンパニの演奏技術にとても優れており、私は昨年度初めてその先輩がティンパニを演奏している姿を見たときから「かっこいい!私もあんな風に演奏してみたい!」と思っていました。憧れの先輩です。

その先輩は、もちろん今回演奏した交響曲でも大活躍でした。一方私はピアノ協奏曲に大苦戦。だんだんと自信を失い、同時にその先輩と自分とを比較して、強い劣等感を抱くようになっていきました。さらには他の楽器を演奏している同期から「あの先輩ティンパニ上手だよね!」と言われたり、指導者から「交響曲でティンパニを演奏している先輩は上手だから…」と言われたりで、私の心は折れそうになっていました。同期も指導者の方もそんなつもりはないのでしょうけど、私は「それって私が下手ってこと…?」と感じて落ち込んでしまいました。

過去の自分との比較

モヤモヤした気持ちのまま、いつの間にか本番1週間前になっていました。私の部では日によって指導者が異なるのですが、その日の指導者は昨年度まで打楽器を演奏していたOBの方でした。その方は昨年度にも私がティンパニを演奏していた際に指導してくださったことがあり、私の演奏技術の成長に気づいてくださっていたようで、「上手くなったね」「自信持って」と言ってくださいました。そこで私は自分の成長を認め、気持ちを切り替えて本番へ向かうことができました。

そして無事に本番を終えた後、今回は演奏には参加していなかった、打楽器パートの4年生の先輩とお話しする機会がありました。その先輩は、演奏を客席で聴いてくださっていたそうです。そして「上手くなったね」「○○(交響曲を担当した先輩)は相変わらず上手だったけど、●●(私)も上手だったよ」と言ってくださいました。その先輩からは昨年度ティンパニの個別指導を受けたことがあったので、成長した姿を見せることができたのだとしたら、それはとても嬉しいことだと感じました。

こうした先輩方とのやりとりや、無事に演奏会を終えたことを通して、私は他者ではなく過去の自分と比較するということを学びました。

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございます。

他者と比較して「あの人は私より優れている…」と落ち込むのではなく、過去の自分と比較して「私はこんなに成長した!」と自分を認めてあげることが大切なのかなと感じます。

でも考え方を変えることが難しいときもありますので、苦しくなったときには無理せず誰かに相談してみてくださいね。

このコラムへの共感やコメントもお待ちしてます^^

では!

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