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10代後半
女性
親友への劣等感
visibility2406 edit2021.10.10
私には小中高ずっと一緒の親友(A)がいます。
Aは優しくて可愛くてなんでもできる、本当に自慢の友達です。大好きな気持ちに全く嘘はありません。
ただ、昔からずっと劣等感を感じていました。
なにをやっても、どんぐりの背比べの如く私が全て負けていたからです。持久走大会ではAが10位で私は11位。体育祭の同じ位のタイムの人で走る徒競走も4年連続同じ組で全て私が負け…など例にあげたのは運動だけですが、他の分野でも数え切れないくらいあります。
でも、まだその頃は今ほどは悩んでいませんでした。周りが私とAの仲を認めてくれていて「あの2人は仲良いよね!」と言ってくれていたこと。中学で私はオーケストラ部でAはミュージカル部。違う部活で私は部長、Aは副部長で お互いに相談し合ったりしていたことが多くて、対等なところにいられていると感じていたこと。2つが理由です。
変化が現れたのは中3の夏です。
今、私とAは県内で1.2を争う偏差値の、いわゆる進学校に通っています。(良い言い方が浮かばず自慢のようになっしまうかもしれません…。すみません😖)
私は中1の頃になんとなく流れで入った塾が思いのほかスパルタで、1.2年生の時も周りの倍以上、すごく勉強をしていたと自信をもって言うことができます。(ただ、塾で出会った友達と過ごすことはすごく楽しくて全く後悔はしていません!)
そのおかげか定期テストの順位はクラストップ、300人くらいいる学年のなかでも10位以内はキープしていました。
Aは中1.2の時は塾に行っておらず部活に精をだしていてもクラスで5位以内、学年でも20位にはいつも入っていました。
状況とかけている熱量が違っていても、勉強だけは私の方が少しだけできる感じでした。
中3の夏。私と同じ塾にAが入ってきました。「セイラと一緒なら頑張れると思ったから」と言われて、その時は素直に嬉しかったんです。ただ、私は夏前のテストの結果が良くなくて、5つクラスがある中で、塾に入って初めて1番上のクラスから落ちてしまい、上から2番目のクラスに夏から入ることになりました。そのクラスはAもいるクラスです。
はじめての授業の日、クラスで月に1回の国語のテストがあって、その順位が授業の終わりに張り出されました。
20人いるクラスでAが1位、5点差位で私が2位でした。その下が20点差くらいで3位、4位と続いていて、はたから見たらAと私がツートップのような見え方だったんだと思います。でも、素直に喜べませんでした。はじめて入った塾のはじめての授業でテストを受けたAと、2年間ずっと塾の1番上のクラスで勉強してきてテストの傾向も分かりきっている私。地道な努力が英語や数学と比べて出にくい国語だったとしても、ものすごく悔しかった。あの時の感覚は怖いくらい覚えています。
その後冬になるまでには全ての教科でAに抜かされていました。ああ、やっぱりな。と思いました。
ただ、3年の12月頃まで私は部活をしていたので、「私は部活をしているから、勉強時間はどうしても少なくなってしまうからしょうがない」と言い訳にしてなんとか自分を保っていたのだと今になって思います。
結果として私もギリギリAと同じ高校に合格することが出来たけれど、モヤモヤした気持ちはそのままでした。
高校に入って、Aとの立ち位置の違いに歴然とさせられました。Aは当たり前のようにクラスで良い順位を取っていて、周りの人気者で、部活もすごく楽しそうで。
それに比べて私は頭の良い人達の中でテストの結果は散々、友達作りにも失敗してしまい、(私に原因があるのだと思います。)部活も思い描いていたものではなくて、中学の時との周りの違い、そしてなによりどんどん暗くネガティブになっていく自分が嫌でした。
そこで、私が小中で築き上げてきた自信とか周りの環境は、私が「その集団のなかでは」ある程度勉強が出来たりしていたからなんだと気づきました。自分の強みは「周りと比べて」何かが出来ている、ことだったんだと。
でもそれは全部必死で。要領よくなんでもこなしてきた高校の友達の中ではそんなの上手くいくはずもなくて。
今思い返してみれば、それがAとの決定的な差だったのかなと思います。
持久走大会だって、私は2ヶ月前から練習してあの結果。Aは何もしないであの結果。部活だって、私は特別楽器が上手い訳でもないし、部長も周りに何とか助けてもらいながら迷惑もかけながらなんとか…。だったけれど、Aはミュージカル部のエースだったし、副部長も周りを1番よく見ている、表には立たないけど空気をよんで場をまとめられる「縁の下の力持ち」を見事にやってのけて。
それに気づいたときに、私とAは根本的に違うんだと、Aはなにをしてもレベルが高くて、対等だと思っていたけれどそんなことなかったんだと。私が必死に頑張って何とか追いつけるんだと。そう思うようになりました。
そしてなにより、学校で一緒にいる時にAの友達に「この子は誰…?」「Aとこの子が仲良いの?」というふうな態度を取られる事が1番辛かったです。
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そんな状態で、最近、Aが志望校を変えて私と同じ大学を志望することを聞きました。
「また同じところだね!」と。
素直に笑えませんでした。彼女は理系で私は文系で学部も違うのに。こんな事で…と思うかもしれませんが、同じ土俵で戦うのが怖くて、劣等感で自分がどんどん嫌いになっていくのが怖くて。Aの事は本当に大好きで、でもだからこそ少し離れたいと思ってしまう自分がいます。
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最近、Aは私の希望する学部の推薦を蹴ったそうです。ああ、レベルが違うな。とまた卑屈なことを思ってしまいました。
全て私が頑張ればすむ話なのはわかっています。
でも、このまま12年間の劣等感を大学にまで持ち越すのが、正直耐えられる気がしません(涙)
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長々と書いてしまいごめんなさい。
今の私は…どうすればいいでしょうか。
率直な意見がききたいです。。。
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