Kikiの日記『ささやかなコレクションと師匠』
visibility11 edit2025.11.10
こちら、私が20年ほどかけて少しずつ集めてきたヴィンテージマグや食器たち。
中でもファイヤーキングはアメリカのアンカーホッキング社が1940年代から1970年代にかけて製造していた、耐熱ガラス食器のブランド。
大学生の頃、ヴィレッジヴァンガードという雑貨店(厳密には「遊べる本屋」)でバイトとして働いていた私は、その魅力の虜に。
ミルクガラスが生み出す独特なとろみと透け感。
ぽってりとしたフォルムとポップなカラー😍
製造終了から数十年が経過しているため、市場に出回る数はどんどん減っていくという希少性。
目の前の一点を逃したらもう買えないかも…という一期一会な感じも、心をくすぐる💕
日本ではマグカップも1つ3〜4,000円以上は普通だし、人気のシリーズだと1万円を超えることも珍しくない。
それが、アメリカでは格安で買えてしまうから、好みのデザインのものを見つけると鼻血が出そうなくらい興奮する🩸
昨日出かけたら、たまたま大規模なフリーマーケットが行われているのに遭遇!
そこで、ファイヤーキングを多数並べているテーブルを発見💡
希少なジェダイ(画像前列の薄緑色のカップ)は、本来ソーサーとセットの品だけれど、日本で買ったら絶対に1万円以上はする。
今まで高くて手が出なかったけれど、ハンドルにヒビがあるから…とまさかの$1で放出されていた💦
意味がわからない…!
前々からスワールのボウルを狙っていたこともあって、この優美な曲線に一目惚れ。
買わない理由がない…!
予期せず人生初のジェダイを手に入れられて、大興奮🤩
この喜びがわかる人と気持ちを共有したい…!
思わず、当時のバイト先の店長にLINE📱
「そっちのフリマ、マジで憧れしかないわ😭
個体数も確実に減ってきてるから、見つけたら買っとくべき。」
ですよね!!!
さらに、フリマの風景画像も送りつける📸
「安い…ヨダレでるな。
俺なら左のジェダイ一式と〇〇のマグかっさらうな。」
やはり…目利きの店長を連れてフリマ回りたい!
「日々大変な事の方が多いんだろうけど、ちゃんと楽しみを見つけれていて偉いよ。」
と、大変ありがたいお言葉を頂く。
う、うれしい…。
さすが、私のヴィンテージマグ道の師匠だなぁ🥹
19歳で初めてうつ病になって、大学を休学→復学して、「これからは本当に好きなことをやる!」と決意して始めたアルバイト。
それまで勉強ばっかりがんばってきたけれど、成績とか学歴ではなく、私自身を見てくれた人。
音楽とか面白いものをたくさん教えてもらった。
時給安すぎたけど(笑)
あの日々は私にとって大切なリハビリの時間だった❤️🩹
時を経て、ファイヤーキングが生まれた国に住んでいるなんて、本当に人生って不思議。
少しずつ集めてきたけれど、不注意で割ってしまったカップもいくつか…。
でも、やっぱり使ってこそだと思う!
バイト先で買ったり、もらったりしたもので、今も現役のものもある。
良い時も悪い時も、私と一緒に時を重ねてきた。
日本では高額だったものが、当たり前だけれどこっちでは驚くほど手頃に手に入る。
たったそれだけのことでも、ここに来てよかったなぁと思う🇺🇸
私が生まれる前に作られて、様々な人の手を経て、縁あって私のところにやってきた宝物たち。
残りの日々で、あといくつ増えるだろう✨
( 心のBGM:『Good People』/ Jack Johnson )
今日よかったこと♪
コレクションを全部並べてみたら、テンションが上がった🥳感情の高ぶりに任せて、ご無沙汰の人に連絡して、温かい反応ももらえて幸せ♪落ち込むこともあるけれど、改めて好きなもので世界や人生を語りたいと思った💖
読んでくれた人へのメッセージ
読んでくれてありがとうございます🪻
何か集めているものや思い入れのある品はありますか?💠
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