社会医療法人二本松会 山形さくら町病院
主な特徴
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精神科デイケアセンター
精神科デイケアとは・・・
地域で生活されている方を対象としたリハビリテーションの場です。地域生活の中における様々な課題を解決したり目標実現のサポートをしていきます。 -
重度認知症患者デイケアセンター
ゆったり悠ゆう楽しくいきいき
「悠ゆう」は、発足以来25年目を迎えました。私たちは「健やかに老いる」ということを目標に、無理なく楽しく参加できるプログラムを考えながら、一人ひとりのレベルや体調に合わせ、ゆったり悠ゆうと過ごしていただけるよう努めております。
診療時間
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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8:30~16:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |||
8:30~11:00 | 〇 | |||||||
休診日: 日、祝 ※臨時休診あり 備考: 初診受付時間 月曜日~金曜日 午前 8時30分~11時00分 |
住所・アクセス
住所 |
〒990-0045 山形市桜町2番75号 |
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アクセス・行き方 | 交通機関 JR山形駅から徒歩3分 東京まで山形新幹線で約3時間 仙台まで車で40分 バス・電車で約60分 仙台からの通勤も可能です |
院長紹介
院長:江口 拓也
心の病の特徴は、身体疾患と違い目に見え難いことです。患者さんの訴えは切実ですが、周囲にはそれが伝わらない。そして患者さんご本人が心の病に気づかない場合もあります。山形さくら町病院の仕事はそれに気づき、治療させていただく事にあり、その治療は患者さんを取り巻く生活の状況、例えば家族関係、職場環境などに十分配慮し行います。
心の病は時代を反映しています。高齢化に伴う認知症、いじめ、虐待、ひきこもり、職場環境からくる心の不調など現代の抱える問題の縮図です。治療は薬物だけではすみません。患者さんがきちんと社会の一員として生活するには経済的な後ろ盾、住む家、まわりで世話、助言をしてくれる人々が必要です。当院は保健、福祉、介護との共同作業によって成り立つチーム医療・リハビリを目指します。それぞれのスタッフがその専門的知識を駆使し治療を行います。
患者さんの症状によっては精神科救急の対象になる方も多いでしょう。急性期治療後の社会、家庭、職場復帰へのお手伝いも重要な仕事です。また慢性期にある方々への安らぎの場の提供も大切です。身体の健康管理にも注意します。
当院の精神医療は経験の蓄積、そしてなによりも職員それぞれの心のやさしさに支えられたものです。引き続き最適な精神医療を提供すべく努力してまいります。
基本情報
施設名 | 社会医療法人二本松会 山形さくら町病院 |
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診療科目 |
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アピール |
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電話番号 | 0236312315 |
住所 |
〒990-0045 山形市桜町2番75号 |
HP | https://nihonmatsukai.or.jp/sakura/ |
ブログ | 無し |
SNS | 無し |
よくある質問
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特別なイメージがあるようですが、診察の流れは内科などと同じです。
肩の力を抜いてお越しください。 -
精神科も他の科もそう変わった所は無い、とも言えます。
例えば・・・ 精神科の病院、クリニックは基本的に『病気』に対する治療、助言、援助を提供する場所です。
本当に軽いものから入院治療が必要なものまで様々な病態を扱います。
精神科に対するイメージは、世代や文化圏によってかなり異なります。
昔の人は、精神科に行くようになったらダメだと考える極端な偏見の持ち主もおりますし、いずれにせよ相当抵抗を覚える方が多い様です。
一方、若い人には余り抵抗が無く、他の科に行くのと同じように、不眠や意欲減退、コントロールできない強い不安、ゆううつ気分など、メンタル 的な問題を抱えたら精神科に行く、と当たり前の病院の利用の仕方をされます。(それが望ましいのですが)
そして、精神科の治療とは、人生相談ではありません。
勿論、病気を診るとは言っても、その人自身の問題と無縁ではありませんので、人生の上での重要なイベントに関して、コメントや助言を行う事はあります。
しかし、人生相談や、ごく日常的な悩み事の相談等については、 御希望に沿えない場合もあります。
もっとも、ご自分で、病気なのかそうでないのかわからないと言った事でもご相談には乗れますので、ご一報下さい。
外来通院での治療と、入院での治療の二つに分けられます。
基本的に薬物療法と、生活療法やその他の精神療法などを併用する事が殆どです。
カウンセリング(話を聞いたり助言をしたり)のみの治療は 行っておりません。
症状や病気の軽重、あるいは、ご本人やご家族のニーズに応じて治療方法もご相談にのらせて頂きます。
扱うのは確かに『メンタル』な事ですが、身体的な病気の一症状として精神症状が出る事もありますし、『脳』そのものに問題があって (例えば腫瘍、出血その他)精神症状が出る事もあります。
従って、検査の項でも出てきますが、身体的検査や、脳そのものに対する検査を 行う事もございます。 -
精神科医は、『職人』と思っていただくと分かりやすいかと思います。
診察をし(9割はこの問診で診断します)、情報を収集し (ご家族から、あるいは検査から)、診断をします。
そして診断に基づいて、その人に合うと思われる治療プランを作ります。
診断の段階で、病気なのか、そうでない(性格、その他)のかを見極めます。
もし、病気で、必要なら診断書を書き、仕事を休める様に計らいます。
薬を処方し 必要なら家族を含めた周囲の人間関係に介入し(本人の回復にとって必要な情報を提供する等)、ご本人には、回復に必要な生活を処方します (ひたすら休んだ方が良いのか、リハビリの為に動いた方が良いのか)。
そして、入院治療が必要なのか、外来通院で良いのかの判断をします。
また逆に、病気でないと診断し、精神科的治療の適応では無いとお断りする事もあります。その様なケースの場合、精神科に繋がることで却って て事態を複雑化し、問題を大きく、そして長く持続させてしまう事がしばしばです。
病気を治すのは患者さまご本人であって、病気が治りやすくなる様に援助するのが精神科医の仕事です。
薬物を含めた生物学的環境を処方し 、あるいは、ご本人の回復に必要な社会学的環境を得るためにケースワーカーに介入してもらったりします。
入院でも外来でも、精神科はチーム医療です。
精神科医一人では何もできません。
社会経済的援助をとりつける様な事は得意ではありませんし、専門家であるケースワーカーにお任せした方がずっとスムーズな解決が得られます。
また、心理検査やその他の心理学的な介入などは心理士 に助けてもらいます。
リハビリテーションとして作業療法が必要なら、指導や評価を含めて作業療法士の力を借りなければなりません。
また、病棟でも、外来でも、実際の治療は看護師がいなければ何もできません。
患者さまと接する時間が最も長く、精神科の治療では特に重要な 役割を担うのが看護師です。
また、精神科の治療は実際には事務受付の笑顔から始まり、その日は最後の会計を済ませてお帰りいただくまで続きます。
次回の外来まで薬を実際に飲んだり、養生するのは患者さまですし、ケアをするのはご家族です。
ちなみに精神科医が精神科的な病気にかかると、自分では治療できません。
他の精神科医にお願いする事になります。 -
精神科と神経科は、同じ物の違う呼び方と思って頂いて結構です。
精神科は精神症状が出る病気について、その診断、治療をする科です。
一方、神経内科は、精神症状を扱う科ではありません。
中枢神経を含めた全身の神経系の病気を扱う科です。
細かい所は精神科や脳神経外科 と重なる所も無い訳ではありませんが、基本的には神経内科は手術をしませんし、精神症状そのものにアプローチし、コントロールをする事もありま せん。
さて、心療内科、、これがややこしいのですが、二つ考えられます。
本当の意味での狭義の『心療内科』が一つ。
もう一つは、精神科と言う呼び名が無用な偏見を呼んで敷居が高くなる(来院しづらい)と言う現象から、広い意味で心療内科と言う呼称を使うが、実際の内容は精神科と 同じ、広義の心療内科とあります。
本来の狭義の『心療内科』とは、メンタルな状況がその症状に強い影響を及ぼし、実際に器質的な変化を身体 に及ぼすような病気(気管支喘息、高血圧症、アトピー、顎関節症、ストレス性胃十二指腸潰瘍、、、、)に対して心身両面からアプローチする科 の事です。
蛇足ですが、最近、一般内科でも抗うつ剤(SSRI とかSNRIと言われる薬剤)を処方される様になり、それで良くなっている方は良いのですが、 時折、診断が間違っていたり、処方が適当でなかったりして、精神科に回ってみえる方が少なくありません。
精神的な問題につきましては、 最初から精神科(神経科または広義の心療内科)を受診される事をお勧めします。 -
お困りの症状がある様でしたら、ご相談下さい。お待ちしております。
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初診時に問診表をご記入いただき、予診を行います。
いつから、どのような症状でお困りになっているか、睡眠や食事など生活状況、家族や仕事環境などについてお伺いします。 -
二本松会には会社員、学生、主婦、ご高齢の方など様々な方が通院中です。
最近は、誰でも気軽に受診する時代になりました。
受診される方の症状は、やる気がでない、不眠、気分の落ち込み、不安、緊張、イライラ、食欲低下、身体のだるさ、もの忘れなど、様々なものがあります。
こころの病気というのは個人差がありますので、少しでも体調や気分の変化を感じたら、まずはお気軽にご相談ください。 -
まずはお電話でお問い合わせください。
精神保健福祉士がご相談をお受けします。
その際、費用はかかりません。
ご本人の受診が難しい場合でも、まずは御相談ください。
ご家族のご心配の心の負担を軽くしたり、対応法についてご相談に応じております。 -
初診時は保護者の方が付き添われることをおすすめします。
どうしても両親に相談できないなど、理由があれば対応いたします。 -
診療において薬物の処方がある場合、薬物の調整が必要となります。
薬物療法はうつ、不安、不眠など 精神症状の改善をはかる直接的手段ですが、その心理的、社会的背景を充分に把握することも必要です。
現時点での社会的環境のみならず、生育環境、性格、思考・認知のパターンなどを掘り下げてゆく中で、自分に対する理解が進み、より好ましい変化をもたらすことがカウンセリングの主眼です。 -
当院は産業医の資格を有する医師が診療を行っております。
職場との連携をとりながら対応いたしますのでご相談下さい。 -
いずれの病気も、急激に良くなるというものではありません。
焦らずにゆっくりと治療していきましょう。
根気よく定期的に診察を 受けることが大切です。
医療費用やお薬代金が気になる方は「自立支援医療制度」への申請をおすすめします。自己負担が1割になります。 -
直接診察をしたうえでお答えすることが、責任ある対応だと考えています。
しかし、不安なお気持ちがあってもなかなか受診することができない方もいるでしょうから、二本松会では一般的な質問については電話で応じています。
なお、メールでの応対は受付けておりません。
二本松会にご来院いただき、今後の通院・治療の必要があるかどうかを含め、十分お話しをさせていただくことが望ましいと考えています。 -
ご本人を診察せずに治療行為をすることは、法的に無診療治療ということで認められていません。
またご本人を 診ないまま適切な治療やアドバイスができるかどうか、問題もありますので、ご家族の目から見て診察を受ける必要があると思われる場合、まずご本人を説得してみてください。
どうしても外に出られない、あるいはご本人が遠方に住んでいるなど、事情がある場合は、電話でお問い合わせください。 -
患者さまご本人のご了承があれば可能です。
診察場面によっては、患者さまお一人にお話をお伺いし、ご家族にはお待ちいただくこともあります。
また患者さまを抱える家族の方ご自身がご苦労を感じておられることもありますので、ご希望に応じて患者様とは別に御家族のカルテをお作りしてお話を伺うのも承っております。 -
まず、ご家族が心配していることをご本人さまへお話しください。
体調が悪くて疲れている、夜眠れていない、食欲が落ちた、ゆううつで落ち込んでいるなどいろいろな症状が表に現れていて、ご家族が心配していることをご本人さまへお話しください。
そして「専門の先生に診てもらっては」とご本人にお勧め下さい。
早期発見・早期治療がうつ病には有効です。 -
うつ病の患者さまへの対応としては、疲れていることを理解して無理に励まさない、回復を待つ、色々な面で支えることなどが重要です。
患者さまを支えるご家族のご相談・質問も承っておりますのでご相談ください。 -
患者さまご本人のご了解なく病状についてお話することはできません。
二本松会では患者さまの個人情報について守秘義務がございます。
恐れ入りますが、患者さまご本人のご了解なく病状についてお話することはできません。
患者さまご本人の診察時に、ご一緒にお越しくださいませ。
ご家族のお知りになりたいことやご心配について担当医師からご説明させていただきます。 -
当院は初診、再診ともに予約制となっておりますので、お気軽にお電話ください。
初診の場合は長めの時間枠をお取りしております。
予約時間通りご来院くださいますようご協力をお願いいたします。
初診予約をキャンセルされる場合はお早めにご連絡ください。 -
原則として紹介状(診療情報提供書等)が必要ですが、紹介状をお持ちでない場合でも受診可能です。